まなお
@manao
2026年3月23日
時の家
鳥山まこと
買った
読み終わった
第174回令和7年下半期芥川賞受賞作
ほとんどが家の描写ですが、その中に差し込まれる、その家に住んできた人たちの折り合いのつかない感情みたいなものが静かに表現されていた。
<言葉メモ(ネタバレを含む)>
-見つけられないことにも慣れて、何をしても何にも繋がっている気がしないことにも慣れて、慣らされて。
-自分はこれまでの時間の中で何かに目を凝らし、その細部に丁寧に思いを寄せ、掬い上げようとしたことがあっただろうか。いつだって遠目に見て、そのままに判断し、置き去りにしてきたのではないだろうか。
-「意匠」という言葉があります。「意」とは心を意味する語であり、「匠」とは形作ることを意味する語。つまり「意匠とは心を形づくるもの」。
-夫は二匹のうずくまる猫を覚えているような人ではなかった。
↑ウケた