
Autoishk
@nunc_stans
2026年3月23日

わが町新宿
田辺茂一
読んでる
心に残る一節
「そのころの新宿を諷した狂歌には、女郎と馬糞で、新宿を象徴しているものが多い。その馬糞のはなしだが、朝未明、甲州・青梅の街道筋の百姓さんたちは、神田の青物市場まで行くのであろう、野菜を一杯籠につめて、車を引っぱって通る。 そして、帰りには、その朝の野菜の同じ籠に、通り端の馬糞を拾っていくのである。同じ車に、野菜と肥桶と一緒のときも、しばしばである。肥桶からは、汁もたれているのである。子供心に私は、不衛生もいいとこだと思った。」