
積読山脈
@book_mountain
2026年3月25日
読み終わった
心霊現象が起こると噂の大木について、大学生たちが次々に語っていく話。
最後まで読んでようやく事の全貌を掴めた。
登場人物の独白にて、最期に文字色が赤くなっていくのだが、この意味を理解する前でも不気味さを強く感じさせる。というのも、締めの句が「それでは、お疲れ様でした」「では、失礼します。」「僕の番はこれで終わりです、ありがとうございました。」、音声ファイルの時間が連続していることと併せて考えても自然な状況を想像できなかったのだ。
個人的に一番印象が強かった場面は、羽化不全で死んだセミのように殺してくれ、という呪いに対して、呪われた人物がセミのように大木に登ろうとする場面。悍ましいものを感じた。暫くは頭から離れない気がする。
そして最後のアンケートで答え合わせ。読了直後はいまいちだったが全貌を理解して納得。
これが映画になるのかぁ…覚えてたら見に行こうかな。
最後にひとつ、書籍裏表紙の黒い部分にうっっっすらとセミが見えるので紙の書籍をお持ちの方はぜひ。


