口に関するアンケート

128件の記録
- 閑谷閑@nyomugen2025年8月23日読み終わった借りてきた図書館本※ネタバレ注意 アンケートで作品が完成するっていうところが変わってて面白かったけど、装丁含めて謎が多い本だった。 以下謎ポイント。(理由わかる人いたら教えてください) ・なんでこんな小さい? ・P45,P60〜61だけ紙が白く、それ以外のページは巻末のアンケートや奥付の部分まで含めて紙にうっすら色がついてる。 ・途中から文字が赤いページがときどきある(それぞれ死ぬ直前の部分)。 ・羽化中に死んだ蝉(羽化し終わってなくて鳴けない)を見て「あんな風に殺してください」って願ったはずなのに、木への願い(呪い)で死んだと思われる杏がなぜ蝉の鳴き声を発する? ・残りの5人まで死んだ理由。杏が願った?
- 三域@3i_ke2025年8月18日読み終わったネタバレ有り 読んでる途中に違和感を感じて、ページを読み返すこと数回。そこから自分なりに考察していくが、ラストのアンケート部分でまた少し謎を残して読了。 オカ研の人の話で、なるほどあの木はそういう特性があるのね、とは分かったものの、亡くなってしまった女性が何をお願いしたのかちょっと分からなかった。バラバラのグループだった人たちが、同じところに集まって自殺したことを示唆されたラストのアンケート欄も、その疑問を深めてしまっている。 それはともかく、アンケートの演出と文章構成は面白く、短編小説として楽しめた。
- こはく@nqou-book2025年8月15日夏なのでホラー。 軽く読めて、程よく怖いのが良し。 同作家さんの近畿地方〜と同じようにしっかり気味が悪くて、終始雰囲気の良いホラーでした。 ホラー小説って途中から急にアクション映画みたいになる作品多いけど、そういう不安はなく安心してホラーが読めました笑
- 本の間ちゃん@rriod__05_132025年8月13日読み終わった最後のアンケートに答えることによって完結する物語。気軽にホラーを感じたい人にピッタリの作品。 小さくて60ページしかないので、ちょっとした隙間時間にちょうどよかった。
- ゆりす@yurisu2025年8月12日読み終わった本屋さんで見かけた時、サイズ感からノベルティかなと思ったんやけど普通に売り物で驚いた。頭にハテナを浮かべながら読んでたんやけど、最後に全部分かってなるほどねという感じ。確かにタイトル通りアンケートだわ。
- 3710@minato_37102025年8月9日買った読み終わった書影しか知らなかったので実際手に取った際の小ささにまず驚く。胸ポケットにちょうど収まるサイズなのでスマホのように取り回せて楽しい。 小さいながらに仕掛けが散りばめられていてそこも流石。 本を読むというよりラジオや音声ファイルを聞いているような感覚だった。 フォントの色がグラデーションになってるなぁ〜と思いながら読んでいたらもちろんそこもちゃんと意味が。 最後のアンケートに最初は「?」となっていたが意味が分かるとうわー!そういう事!となった。 近畿地方に続いてこちらも音声コンテンツとかになったらいいなぁ。
- 壱@ichi_732025年8月7日買った読み終わった豆本。途中まで禍話リライトみたいな雰囲気を感じた。最後のアンケートで詳細が明かされるという面白い仕組み。「怪談がいかにして怪談になるのか」というか、口頭伝承としての怪談について一家言ある作者さんだなぁって印象。
- ハニココ@ccnut332025年7月9日読み終わった友人におすすめされて読んだ。 ワンコイン500円で買える手のひらサイズのホラー小説。 とある数人の男女の体験談が共有されているのだけれど…最後の最後でヒヤリとした! お手軽おすすめ!
- クックク@yuri-333ii2025年6月28日読み終わったこの本を見かけた時、あまりにも小さい本で表紙がアップにされた口だったので何だろうこれ小説なのか?と疑問に思い好奇心が勝って購入してしまいました。 最後の方に口に関するアンケートがあります。 このアンケートの内容を見てはじめて作中の人物達の状況が分かりゾクゾクとしました。 良い本です。
- 黎明@re_me_2025年6月16日読み終わった前作の「近畿地方のある場所について」に引き続き、背筋さんの作品を手に取った。手軽に読むことができた。しかし正直あまり怖さを感じなかった(前作との差においてそう感じられるのかもしれない)。
- たかとし@yume_hon_no_mushi2025年5月31日読み終わった読了した。本のサイズも表紙もタイトルも、全くもって謎の本。その謎さが、なんとなく薄気味悪い。 最後のアンケートを読んで、ますます謎が深まり、恐怖感がフワッと立ち込めてくる。これは、一体、なんなんだ? 私は一体、何を読んだんだ? 各語りが音声形式のファイル名で、日付と時刻なんだけど、一通り読むと「うわ、なるほど、そういうこと?!」となる。だけど、どうして? ぇ、なんなの? この不可思議な読書体験が、不穏な気持ちにさせてくる…怖っ。
- まお@mao_ssss2025年5月17日読み終わった読んだけど多分まだ書いてなかったな。 他の人と感想のすり合わせをしてる中で気付いたんだけど、みんな読み方全然違うんだなって。 私はこれをあくまで「アンケート」として読んだ。たとえるなら街頭で、アンケートにご協力くださいって知らない人に言われて、こちらの音声をまず聞いてくださいってm4aが再生されて、なんだこれなんか気持ち悪いなと思ってたら最後にA4用紙一枚渡されて、こちらのアンケートにご記入をお願いします。って言われたようなイメージで読んでいたの。そしたらアンケート内容があんな感じじゃないですか。じゃあこれをみんなに配ってる目の前の人は、誰?という視点で読んでいたんですよ。 本のデザインとか文章が音声ファイルなこととか、ほんと背筋は面白いこと思いつくなあって感心するけど、これはあくまでアンケートである、ということを踏まえて読むと、とっても気持ち悪いのでおすすめです。
- kasu.@11uyksm2025年5月17日読み終わった再読オーディブル紙で持っているけどオーディブルで聴くとまた違った面白さと見たので、オーディブルで。 しっかり怖い。本で読んでも仕掛けにゾクッとしたけれど、耳で聴くと紙では分からない音まで分かって臨場感が凄い。 特に○の声が大きくなる所が怖かった…
- なちょす@nachosu_books2025年5月12日読み終わったさっき買って、もう30分位で読み終えた。 ネタバレアリです。 、 結論、5人の大学生は各々のスマホに録音しながら話していた。それも、「呪われた木」にロープをかけ、イスの上で。自分の知っている真相をすべて話さないと救われない─台を蹴ることができないという呪いと一緒に。 肝試しのためにお墓に来た大学生達。 最初に呪いの木を通りかかった翔太は、次にこの木を通り過ぎた人を殺すようにお祈りした。セミのように死にますように。しかしその人は木の前を通らずにゴールに戻った。これにより、次にこの木を通り過ぎた人というのが翔太の彼女になってしまった。 彼女のあとに木を通った友人は、「上に。上に」と爪が剥がれても尚木に登ろうとしている彼女を発見。 1週間後に彼女の遺体が木で見つかる。セミのように死んでいた。 「口は災いのもと」
- もん@_mom_n2025年4月30日読み終わった心に残る一節@ 自宅初めての背筋さん。とても小さくて短い作品だけれど、ちゃんとゾッとした。 文章で人を怖がらせるってすごいなあとしみじみ。 p.46 道端の石ころなんてみんな平気で蹴り飛ばすのに、それがお地蔵さまの形になったとたんに、ありがたがって拝んだりするんですから。
- MURDERBEAR@tabachan_atsutomo2025年4月29日読み終わった読書メモ読書日記@ 自宅近畿地方の〜が怖すぎたので、ストーリーが短いのもあり物足りなさを感じた。 pdfは必ず最後に読むように…
- ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172025年4月15日小説思ったよりも短くてびっくり!したけど、サクッと気味の悪い気分になりたいときに良い。何が口に関するアンケートなんだ?の伏線回収もお見事。
- くるむ@chiru-miru2025年4月13日買った読み終わったずっと気になっていた背筋さん。ビクビクしながら読みました。怖いと言うより、こういうことってあるんだろうな、むしろこうなんじゃない?という感じでした。さて、次は近畿地方の〜を読むか…怖いかな…やめとこうかな…
- なこ@167otogi2025年3月15日読み終わった誰かにこの物語を話したい、と思った時点で、私もきっと呪われてる。 2度目読みの伏線回収で真の怖さを味わえるこの物語は、夏に読むと怖さが倍増すると思う。 霊園で聞こえた蝉の声は、誰の悲鳴で、どの口から出た災いか_。
- ヨネヤマゼン@zen2025年3月7日かつて読んだ怪談に関する、というかフィクションに関する哲学だと思った あくまで創作された話であるからこそ、自分とその話のあいだには境界がないんであって、それは見えないどこかからあなたを脅かすのではなく、読んだ時点でもうあなたの中にいるのだ
- あーちゃん@ahchang2025年3月6日読み終わったaudible★★★ サクッと聴けた。音声だからこその演出もあってなかなか怖かった。 紙の本は文庫よりも小さいサイズの装丁でそっちはそっちで気になった。
- 珠州代@suzus1ro_2025年1月22日読み終わった感想@ 自宅『口は災いの元」 この言葉が齎す恐ろしさをまじまじと感じられた。 最後のアンケートが本書の醍醐味であり、その後の結末や何故各人物はインタビューや独白のような言い回しをしているのか?などの答え合わせにもなっている。5人の結末は予想だにしなかった展開で少しゾッとした。自分は冬場に読んだためそこまでではなかったが、夏場にセミの鳴き声を聞きながら読んだら読後感最悪だっただろうな〜(褒めてる)と思った。なので再読の際は必ず夏に読みたい。 作中にお焼香の作法が分からず前の人の真似を何人も人伝いに行った結果変なやり方になっていたものを疑問に思った登場人物が問うエピソードが語られるが、これは呪いの木が呪われた木となってしまった由縁の例えとして秀逸で分かる!と何度も頷いてしまった。