midori doremi "ランチに行きましょう" 2026年3月25日

ランチに行きましょう
幼稚園バスの同じ集合場所に集まる5人の「ママ」さんたち。ほぼ毎日顔を合わせるけれど、友達と呼ぶには親しさに欠け、知人と呼ぶには素っ気なさが勝る、いわゆる“ママ友”たちの人生のお話。 子どもを通しての知り合い、から始まったその関係性は、きっとそのままにしておいた方がいい場合が多いのだろう。だって、下手に深入りしてしまえば後戻りができない、そんな不安定な関係でもあるのだから。 「ランチに行きましょう」 その一言が、交わらなかった人たちを瞬く間に近い関係へと導く。フルネームを知り、連絡先を交換し、ママとは別の姿のプライベートな一面があらわになっていく。 運良く共通点などがあれば「友達」になりえるかもしれない。だが、その多くは、悩みやプライベートを曝け出すことによって生まれる絆であり、「同士」としての存在なのだろう。その関係に、励まされ助けられること、そんな綺麗事のような現実が世の中にはきっとたくさんあって。 いつか終わってしまう繋がりであったとしても、その温かさや経験はまた姿を変えてあり続けるのだと思う。 だから人と出会うこと、一歩踏み込むことを恐れずに、関係を育てていくことを繰り返していけたらいい。
ランチに行きましょう
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