
青
@sora-ga-aoi
2026年3月25日

銀河鉄道の夜 (角川文庫)
宮沢賢治
読み終わった
再読
カムパネルラと女の子が楽しそうに話していると嫉妬するジョバンニ。
重い感情を友人に向けるジョバンニに対して、カムパネルラの方は少しそっけないような気もする。
私はこういう片思いのような友情が大好きで、この『銀河鉄道の夜』が好きないちばんの理由はそこかもしれない。
美しい星座、りんどうの花、黄金と紅の苹果、タイタニック号に乗っていた青年と姉弟。
どれも車窓風景のように過ぎ去って行く。
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。」
「カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」
こんなにも一緒に行きたいと願っていたジョバンニは呆気なく置いて行かれる。
それはどんなに悲しいだろうか。




