いわたかな "カフェーの帰り道" 2026年3月23日

カフェーの帰り道
40歳を過ぎてから小説を書き始めた作家さんの直木賞受賞作ということで、気になって手に取った。5編のうち3編に戦争が関わっていて、読みながら何度も「戦争は嫌だな」と思った。 大切な人を戦争に取られ、帰りを待ち続ける時間のつらさや、家族を失った人の苦しみは計り知れない。自分の息子だったらと思うと耐えられない。 もうひとつ印象に残ったのは、「外に出ること」の大切さ。園子も幾子のお母さんも、一歩外に出たことで人生が動き始めた。私も意識して外に出てみようと思う。それは単に出かけるという意味だけでなく、コンフォートゾーンから出るということも含めて。 ちなみに、この本で「とつおいつした」という言葉を初めて知った。「行ったり来たりした」という意味らしい。
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