
いわたかな
@iwatakana
- 2025年12月28日
スミルノ博士の日記ドゥーセ,宇野利泰読み終わった表紙の推薦文にひかれて購入。自分が日記を書いていることもあって、様子のおかしい博士の日記を読みながら、終盤うっすら思うことはあったけど、久しぶりにミステリーを読めてうれしかった。 まあ、婚約中の身で知り合いの奥さんに執心してるような男性はまともではないので、関わらないのが一番!女性陣は各自幸せになるように〜!
- 2025年12月4日
職業としての小説家村上春樹読み終わった村上春樹の自伝的エッセイ。書くことに興味があって手に取った。魅力ある書き手がどんな風に書いているのか、書くとき何を考えているのかは、やっぱり気になるし、実際とてもおもしろかった。 デビュー以降、きっといろんなことを言われてきただろうに、最終的には気にしない境地に達しているのがすごい。自分がいいと思うことを淡々と続けるのってすごく難しいけど、私もそうありたいなと思った。 書くことを楽しむために、世界をよく見て、外へ出て、健康でいようと思わせてくれる一冊だった。 - 2025年11月15日
読み終わった三國さんの人生の断片が綴られた29編のエッセイ集。 一番好きだったのは「編みものこもの」。人はこうして天職に巡り合うんだな、と胸に沁みた。私もいつか「これがわたしです」と言える何かを作りたい。 「早退癖」は、うちの子どもたちが気まぐれに学校を休むタイプなので、少し重ねて読んでしまった。早退に理解を示してくれて、読んだ小説について話せる丹後先生の存在が救いだった。 「不幸の手紙」は、そもそもそんなのあったな〜と懐かしくて笑ってしまったけど、貰う側より書く側を縛るという視点にはハッとした。不幸をばらまくって、結局自分にとって一番悪いことなんだよなぁ。 そして、なかしましほさんのお姉さんなんだと初めて知った。つくる姉妹! - 2025年11月4日
君のクイズ小川哲読み終わったクイズ番組の決勝で、対戦相手が問題文ゼロで正解した理由を追う物語。すっごくおもしろかったのに、読み終わったらなんだかさみしい気持ちになってしまった。本庄の最終的な目的ってそういうことだったんだ……🥲 学生時代の傷や、その傷と野心のつながりを本人もわかっていそうなのに、それでも突っ走り続けようとする本庄が、どこか怪物じみて見えた。誰のためでもない自分の人生を生きるってことを、心からはつかみきれていない人なのかもしれない。 とはいえ、クイズプレイヤーの世界が激アツなんだってことはよくわかった。クイズの答えって、ただの知識じゃなくて、人生の断片だったりするんだね。あらゆる経験がクイズの答えになる。クイズと人生が溶け合ってるのってすごいよなぁと思った。 - 2025年10月31日
生きるとは、自分の物語をつくること小川洋子,河合隼雄読み終わった小川洋子さんと河合隼雄さんの対談集。 生きるのが自分の物語をつくることなら、私は今なんとかつくろうともがいてるところだなぁ。そのために創作物を見たり読んだりしてるところもある。 お二人ともどこまでも下へ降りて行って聴いたり書いたりされてる感覚があるんだな。村上春樹もそう言ってた。プロにはものすごい潜水スキルがあるんだなぁ。 謝ると人格が崩れると感じてしまうから、絶対謝らない人の話。SNSでも見かけたことがあったけど、この本でも出てきて、やっぱりそうなんだ…と思った。 一番印象的だったのは、望みを失ってなお、望みを持ち続ける大切さ。ままならない患者さんに寄り添うためには必要な姿勢なんだろうけど…….至難の業すぎない!?河合先生、ものすごいタフだったんだなって驚愕した。 - 2025年10月26日
僕たちは我慢している藤岡陽子読み終わった日本屈指の進学校で、大学受験に挑む男の子たちの物語。一見みんな恵まれているように見えるけれど、それぞれ家庭の事情や悩みを抱えている。迷いながらも自ら決断して進もうとする彼らの姿がまぶしくて、胸が熱くなった。 香坂と揮一の台湾旅行がよかったな〜〜。子どもが道を逸れたように見えても、信じて見守りたい…!言うは易し行うは難しだけどさ。 「自分の人生なんだから自分で決めていい」 「どの大学に行くかではなく、何を学ぶか」 真下さんや関先生みたいな大人が、10代の私の周りにもいたらよかったな😭😭せめて私がそんな大人になろう…! - 2025年10月24日
金の角持つ子どもたち藤岡陽子読み終わった中学受験に向けて「金の角」が生えてくるくらい頑張る子どもたちと、彼らを見守る大人たちの物語。娘が中受生なので読んでみたら怒涛の一気読み。ほんとに胸が熱くなっちゃった😭😭 最初、俊介のお父さんとおばあちゃんには腹立ったな〜💢お母さんは自分の味わった痛みを息子を応援する力に変えていて立派。義母に言い返したときは「よく言った!」って拍手したくなった。 俊介は強くてまっすぐで応援せずにはいられない主人公だけど、誰にも言えない傷を抱えてる。「君のせいじゃないよ〜!」って言いたくなったし、友達の倫ちゃんには「もっと自分勝手でいいんやで〜!」って言いたくなった(誰)。そして加地先生、すっごく素敵な先生だったなぁ。 - 2025年10月21日
あらゆることは今起こる柴崎友香読み終わった自分もずっとグレーゾーンだと思ってきたから、この本を自然と手に取った。読みながら「わかる…!」と思うこともあれば、「私は違うな」と思うこともあった。 似てる: ・焦ってるのに落ち着いて見られる ・助けを求めるのが苦手(生育歴の影響あり) ・球技が苦手 ・視界に入らないものは存在が消える ・荷物多めになりがち ・情報や音楽を摂取しがち ・すぐ次に行くのがイヤ 違う: ・片づけそこまで苦手じゃない ・眠くない ・遅刻しない ・移動平気 ・『族長の秋』の文体や時間感覚は自分にはしっくりこなかった 片づけや遅刻に関しては、油断したらやらかす素質があると自覚してて、何とか制御して生活してる感じ。 冒頭に「発達障害は困っているかどうかが問題」とあったけど、今のところそんなに困っていない私は、診断を受けるつもりはない。 一番印象に残ったのは好き嫌いの話かな。私も昔から生野菜が苦手で、給食では苦労した。夫も「好き嫌いがない方がいい」と言うけれど、そりゃそうだけど、どうしようもないことを何とかしろと言われるのはつらいのよ…。 最後の「この私でしか世界を経験できない」という文章はほんとにそう。足りないところがあっても、この私で生きていくしかないんだよな〜。 - 2025年10月3日
チェンソーマン 16藤本タツキ読み終わったいくらチェンソーマンになるなと言われても、デンジはチェンソーマンだしなぁ。こんな状況で厳しいものがある。最後またヤバそうなやつ出てきたし。 アサちゃんのセンチメンタルドライブとデンジの相変わらずのハニトラ耐性のなさには笑った。 - 2025年9月8日
はい、泳げません(新潮文庫)高橋秀実読み終わった水泳が苦手なのに、どうしてこんなに泳ぐことにこだわるんだろうとずっと不思議だったけど(途中ご本人も自問してた笑)、最後まで読み終えて、ずっと抱えていた根本的な不安みたいなものを解消しようとしていたのかなと感じた。 章と章のあいだに挟まれる桂コーチのつぶやきもよかった。同じ出来事でも捉え方がまったく違っていて、指導する側とされる側の意識の差が浮き彫りになっていたと思う。あるあるだよね。 - 2025年9月6日
メダリスト(3)つるまいかだ読み終わったすごい子の演技を見て圧倒されるだけじゃなく、今できることをしようと奮起するいのりちゃんすごすぎる😭鬼滅の炭治郎とかもそうだけど、本番で進化する主人公大好き!!! - 2025年9月1日
- 2025年9月1日
メダリスト(2)つるまいかだ読み終わったアニメでもグッときたけど、やっぱり名港杯初級女子FS編は胸に迫る。失敗しちゃダメ、成功しないと認めてもらえないって空気の中で育ってきた私には、失敗を許される子どもや、それを受け止める大人の描写が、まぶしくてたまらない😭 「自信は人に貰うものじゃない 俺が…何度も俺自信を信用しないと」って司が思うシーン、ほんとにそう!!!私も何度も自分に言い聞かせて生きてる - 2025年9月1日
自分の中に毒を持て<新装版>岡本太郎読み終わった最近、「いっつもいいこと言ってるな〜」と思って、岡本太郎名言botをフォローした。そういえば夫が岡本太郎の本持ってたような気がして、本棚を探してみたらやっぱりあった。 こわいほうに行けとか、そのままの自分をぶつけろとか、そういう言葉がこの本にはいっぱい出てくる。私は反対の人生を歩んできてしまったと思うから、自分にない要素を取り入れるつもりで読んだ。 今の時代に、岡本太郎みたいなことを言ってる人がいてもおかしくないけど、これを戦後の日本で主張して活動してたって本当にすごい。背中を押される一冊だった。 - 2025年8月24日
BRUTUS (ブルータス) 2025年 8/15号BRUTUS編集部読み終わった国内外の短編16篇が集められた「文芸ブルータス」。これだけの短編を一気に読む機会ってなかなかないし、すごく贅沢な読書体験ができたなと思う。 まず印象に残ったのは、やっぱり村上春樹の『夏帆』。初めて読む短編だった。佐原という男がとにかく不快なんだけど、嫌な出来事って新しい気づきのきっかけになるよね…。そして、間に合わせでやってることが血肉になるというのは、励まされるような、ちょっと怖いような気持ちになった。 海外編に関しては、普段あまり読まない分、どの作品も新鮮だった。 ジョージ・ソーンダーズの『ラブレター』は、本当に「ラブレター」だったし、アラン・マバンクの『割れたグラス』は、シリアスな話かと思ったら、最後のブレストのシーンでだんだんおかしくなってきて、めちゃくちゃ気になるところで終わったのが上手だった、笑 そして一番「本を買ってもいいかも」と思ったのが、ザフラーン・アルカスィミーの『水脈を聴く男』。妊娠してからずっと痛みに苦しむお母さんがとにかく気の毒で、こうやって生まれてきた子どもってこの先どんな人生を歩むんだろう…?って思っちゃった←本買って続き読むしかない - 2025年8月7日
これ描いて死ね(1)とよ田みのる読み終わったずっと漫画を読むのが大好きだった主人公の相ちゃんが、「漫画って自分で描けるのか」と気づく瞬間が、天啓すぎて革命すぎて読んでるこっちまでドキドキした。めちゃくちゃいいシーンだったな〜! 実は漫画家だった手島先生。漫画の楽しさも大変さも痛いほど知っているからこそ、生徒たちに思わずブレーキをかけてしまうけど、そんな先生が、相ちゃんたちと関わる中でどう変わっていくのか楽しみ 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な心ちゃんが、「仲間になる!!」って大声で申し出たシーンもグッときた〜〜😭めちゃくちゃ勇気だしたよな…! 手島先生のスピンオフもよかった。へびちか先生の言う「殺意」って、作品には自分のすべてをぶつけろよってことだよね - 2025年8月2日
- 2025年7月29日
- 2025年7月25日
- 2025年7月19日
リボンちゃん寺地はるな読み終わったリボンちゃんと加代子さん、それぞれが「やってみたいかも」って気持ちをちゃんと掴まえて、自然と新しい人生を拓いていくのが、読んでいて気持ちよかった。折に触れて読み返したい物語。サブキャラたちも魅力的だった。 リボンちゃんは、ぼんやりした子だったかもしれないけど、今となっては他人の思惑に流されることなく、自分の望みをしっかり捉えて生きている。お母さんの予言通り。これからも思いのままに進んでほしい。 加代子さんが、ずっと許されてこなかった紳士服作りに今から挑戦するのも、純粋に応援したくなった。環境が許さなかっただけで、気持ちも能力もちゃんとあったんだから。 えみちゃんには共感できた。周囲の期待をそのまま取り込んじゃうと、自分の心の声が聞こえなくなって、本当にやりたいことや好きなものがわからなくなる。不安な道を進む時、ショーツに好きが忍ばせてあるのは、きっとおまもりになるね。 いろいろ思いつく社長も結構好きだったな。あとから余計なことしたかなって反省したり、二人きりになるのを避けてくれたり、こまやかな心遣いが見えた。大体嫌な人の会社なら、リボンちゃんだってさっさと辞めたいよね。
読み込み中...
![Pen(ペン)2023年10月号[特集:デザインと手仕事]](https://m.media-amazon.com/images/I/41TJ6BMWc-L._SL500_.jpg)