
いわたかな
@iwatakana
- 2025年9月8日はい、泳げません(新潮文庫)高橋秀実読み終わった水泳が苦手なのに、どうしてこんなに泳ぐことにこだわるんだろうとずっと不思議だったけど(途中ご本人も自問してた笑)、最後まで読み終えて、ずっと抱えていた根本的な不安みたいなものを解消しようとしていたのかなと感じた。 章と章のあいだに挟まれる桂コーチのつぶやきもよかった。同じ出来事でも捉え方がまったく違っていて、指導する側とされる側の意識の差が浮き彫りになっていたと思う。あるあるだよね。
- 2025年9月6日メダリスト(3)つるまいかだ読み終わったすごい子の演技を見て圧倒されるだけじゃなく、今できることをしようと奮起するいのりちゃんすごすぎる😭鬼滅の炭治郎とかもそうだけど、本番で進化する主人公大好き!!!
- 2025年9月1日
- 2025年9月1日メダリスト(2)つるまいかだ読み終わったアニメでもグッときたけど、やっぱり名港杯初級女子FS編は胸に迫る。失敗しちゃダメ、成功しないと認めてもらえないって空気の中で育ってきた私には、失敗を許される子どもや、それを受け止める大人の描写が、まぶしくてたまらない😭 「自信は人に貰うものじゃない 俺が…何度も俺自信を信用しないと」って司が思うシーン、ほんとにそう!!!私も何度も自分に言い聞かせて生きてる
- 2025年9月1日自分の中に毒を持て<新装版>岡本太郎読み終わった最近、「いっつもいいこと言ってるな〜」と思って、岡本太郎名言botをフォローした。そういえば夫が岡本太郎の本持ってたような気がして、本棚を探してみたらやっぱりあった。 こわいほうに行けとか、そのままの自分をぶつけろとか、そういう言葉がこの本にはいっぱい出てくる。私は反対の人生を歩んできてしまったと思うから、自分にない要素を取り入れるつもりで読んだ。 今の時代に、岡本太郎みたいなことを言ってる人がいてもおかしくないけど、これを戦後の日本で主張して活動してたって本当にすごい。背中を押される一冊だった。
- 2025年8月24日BRUTUS (ブルータス) 2025年 8/15号BRUTUS編集部読み終わった国内外の短編16篇が集められた「文芸ブルータス」。これだけの短編を一気に読む機会ってなかなかないし、すごく贅沢な読書体験ができたなと思う。 まず印象に残ったのは、やっぱり村上春樹の『夏帆』。初めて読む短編だった。佐原という男がとにかく不快なんだけど、嫌な出来事って新しい気づきのきっかけになるよね…。そして、間に合わせでやってることが血肉になるというのは、励まされるような、ちょっと怖いような気持ちになった。 海外編に関しては、普段あまり読まない分、どの作品も新鮮だった。 ジョージ・ソーンダーズの『ラブレター』は、本当に「ラブレター」だったし、アラン・マバンクの『割れたグラス』は、シリアスな話かと思ったら、最後のブレストのシーンでだんだんおかしくなってきて、めちゃくちゃ気になるところで終わったのが上手だった、笑 そして一番「本を買ってもいいかも」と思ったのが、ザフラーン・アルカスィミーの『水脈を聴く男』。妊娠してからずっと痛みに苦しむお母さんがとにかく気の毒で、こうやって生まれてきた子どもってこの先どんな人生を歩むんだろう…?って思っちゃった←本買って続き読むしかない
- 2025年8月7日これ描いて死ね(1)とよ田みのる読み終わったずっと漫画を読むのが大好きだった主人公の相ちゃんが、「漫画って自分で描けるのか」と気づく瞬間が、天啓すぎて革命すぎて読んでるこっちまでドキドキした。めちゃくちゃいいシーンだったな〜! 実は漫画家だった手島先生。漫画の楽しさも大変さも痛いほど知っているからこそ、生徒たちに思わずブレーキをかけてしまうけど、そんな先生が、相ちゃんたちと関わる中でどう変わっていくのか楽しみ 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な心ちゃんが、「仲間になる!!」って大声で申し出たシーンもグッときた〜〜😭めちゃくちゃ勇気だしたよな…! 手島先生のスピンオフもよかった。へびちか先生の言う「殺意」って、作品には自分のすべてをぶつけろよってことだよね
- 2025年8月2日
- 2025年7月29日
- 2025年7月25日
- 2025年7月19日リボンちゃん寺地はるな読み終わったリボンちゃんと加代子さん、それぞれが「やってみたいかも」って気持ちをちゃんと掴まえて、自然と新しい人生を拓いていくのが、読んでいて気持ちよかった。折に触れて読み返したい物語。サブキャラたちも魅力的だった。 リボンちゃんは、ぼんやりした子だったかもしれないけど、今となっては他人の思惑に流されることなく、自分の望みをしっかり捉えて生きている。お母さんの予言通り。これからも思いのままに進んでほしい。 加代子さんが、ずっと許されてこなかった紳士服作りに今から挑戦するのも、純粋に応援したくなった。環境が許さなかっただけで、気持ちも能力もちゃんとあったんだから。 えみちゃんには共感できた。周囲の期待をそのまま取り込んじゃうと、自分の心の声が聞こえなくなって、本当にやりたいことや好きなものがわからなくなる。不安な道を進む時、ショーツに好きが忍ばせてあるのは、きっとおまもりになるね。 いろいろ思いつく社長も結構好きだったな。あとから余計なことしたかなって反省したり、二人きりになるのを避けてくれたり、こまやかな心遣いが見えた。大体嫌な人の会社なら、リボンちゃんだってさっさと辞めたいよね。
- 2025年7月17日エッセイストのように生きる松浦弥太郎読み終わった読んだあと気づいたのは、今の自分は「考えること」に一番興味があるんだなということ。そして本を読んだことで、私の生活にいくつか小さな変化が生まれたのもよかった。これぞ読書の醍醐味 まず、小さなメモ帳とペンを持ち歩くようになった。たしかに、スマホのメモより手書きの手帳や日記の方が読み返すなと思って あと、意識的にぼんやりする時間を持つようになった。YouTubeや音楽を垂れ流すのをやめて、お風呂にもスマホを持ち込まなくなった。何にも繋がらない時間よき 「どんな人間になりたいか」と問い続ける姿勢に関しては、進路の選択を控えた子どもたちにもシェアした。誰かがよいとする道ではなく、自分の心とつながった選択をしてほしいから
- 2025年7月5日自分にやさしくする生き方伊藤絵美読み終わった読みやすい本だった。最近、自分なりにセルフケアできるようになってきたなと思っていたけど、自分の中にいる大人と子どもで対話するという考え方はかなり新鮮だった。たしかに、そんな風にしてみると、自分の中にある本当の気持ちを抑えずに、大事にしてあげやすい。 「今、自分の中の子どもはどう感じているだろう?」と、問いかけることができるようになったのが、この本を読んで一番よかったこと。
- 2025年6月20日Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 3月号 [居心地のいい照明術]カーサブルータス編集部読み終わった2024年3月号。「居心地のいい照明術」特集。私はどうやらまあるい照明が好きらしい。超シンプルな発見だけど、今後に活きそう。 相変わらず自分にとって居心地のいい空間について考えている私にとって、特に印象に残ったのは、PADDLERS COFFEEの松島さんの言葉。「人、音、服、アート、そして照明。すべては僕の中でつながっています。その選択から生活が現れると思う」 私は北欧インテリアが好きだけど、だからといってそれらしい家具や雑貨をかき集めればいいわけじゃない。自分の目で見て、手で触れて、心がときめくものをひとつずつ選び取っていけば、きっとそれが私にとって心地よい空間になっていくんじゃないか…!
- 2025年6月15日
- 2025年6月13日群れから逸れて生きるための自学自習法向坂くじら,柳原浩紀読み終わったどうしても忘れがちになるけど、本来勉強って誰かに評価されるためにするものじゃない。最初はごく小さい自分の足場を少しずつ広げて強固なものにしていく。そうしてわけわからんことだらけの世界と向き合う力をつけるんだな。 「覚え方とは思い出し方のこと」っていうのが名言すぎて、子どもたちにも共有した。思い出せるように覚える…!
- 2025年6月11日風の歌を聴け村上春樹読み終わったほんと風みたいな話だった。僕という人を色んな人や出来事がす〜〜っと通り過ぎていく。結構重たいことも起きてんのに。でも人生って突き詰めればそうなのか…?いちいち考えたり動揺したりしてる自分の実感からは遠いけど。 僕は僕で飄々と生きてるけど(全然悪いことじゃない)、淋しくてたまらない人なんかは迂闊にそばに寄らない方がいいのでは…?それこそパラレルワールドへの入り口が開いちゃいそう。 井戸が出てきた時は「井戸だ!」と思った。デビュー作から井戸はあったんだ…!火星の井戸だったけど。 そんな火星の井戸を描いたデレク・ハートフィールドが実在せんとはびっっっくり……。Amazonのレビュー見て衝撃受けた。あんな文章絶対おると思うやん。ネットもない時代の読者はさぞ混乱しただろう。
- 2025年6月6日
- 2025年6月2日飛ぶ教室 81号(2025年 春)うちむらたかし,はやみねかおる,はらぺこめがね,kigimura,三浦太郎,五十嵐大輔,出口かずみ,加藤純子,南十二国,坂内拓,じゅえき太郎,小鈴キリカ,岡田貴久子,岩瀬成子,川島誠,影山知明,文月悠光,日記屋月日,春日井小百さゆり,松田素子,柏葉幸子,桑原亮子,田中直子,石井睦美,石川宏千花,石川直樹,穂村弘,くまおり純,長山さき,長崎訓子,長谷川まりる,長谷川義史,飛ぶ教室編集部読み終わった日記特集だったから気になって購入。日記をやめたという文月悠光さんのエッセイが印象的だった。思い出すことが負担なら日記はしんどいよなぁ。今は手帳を活用されてるそうで、自分に合う形を探すのって大事だなと思った。 私は、『希呼の実験』の希呼ちゃんみたいに、自分の中で渦巻くものを外に出してさっぱりするために日記を書いている。あと、書いてるうちにおもしろいことが起きそうな気がしてくるのも好き。 日記の本だけを扱う書店なんてこの世にあるんだ…!東京行ったら絶対行く! 柏葉幸子さんの『ぼくの「えもの」日記』もよかったな〜〜。登場人物たちがみんな優しくて、読んだ後思わずにっこりしちゃった。 石井睦美さんの『カフェ・スノードーム』も読んでみたいなぁ。
- 2025年5月27日
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