
ゆずりは
@setsu0312
2026年3月25日
影に対して
遠藤周作
読み終わった
図書館で借りた
表題作「影に対して」は2020年に発見された未発表作。2025年度の共通テストに出題された部分を読んだのがきっかけ。
試験問題の部分だけでは味わえなかった、言葉にしなかった思い、あの時こうしていたら…の後悔の連続のようなやりきれなさ。「母」にまつわる六つの短編に登場する父、母、自分、伯母、叔父…どの人物もそれぞれに自分勝手で哀れでもあり、それがリアルだった。
読んでいて爽快になる小説ではないけれど、自分の内の方へ思いが向かう読書体験になった。読んでよかった。


