

ゆずりは
@setsu0312
日本大通り駅近くのLOCAL BOOK STORE kita.で、一棚書店『本の定食屋 ゆずりは』をひっそり開店中
- 2025年10月10日マッティは今日も憂鬱カロリーナ・コルホネン読み終わった買ったマッティは典型的なフィンランド人。 フィンランドのコミックらしいんだけど、平穏と静けさとパーソナルスペースを大事にするマッティの憂鬱エピソードが、ほぼ自分と丸かぶりしてて笑っちゃう。 一目惚れして買ってよかった。
- 2025年10月9日千年ごはん東直子読み終わった買った『とりつくしま』『さようなら窓』の小説2作品に続いて東直子さんにハマっている。これは食べ物にまつわるエッセイ。著者が育った和歌山の食べ物の回想が、徳島生まれの私にはドンピシャ。 短いエッセイの最後に一首ずつ添えられている東さんの短歌も味わい深い。
- 2025年10月7日キネマの神様 (文春文庫)原田マハ再読・読了映画館で映画を観る良さ、人との出会いが生む奇跡を描いた名作。 映画が終わって映画館から出るまでの描写が本当にその通りで、大好きな文章。 映画「キネマの神様」もいいけど、私は小説の方が好み。インターネット上でゴウとローズ・バットの(清音さんの翻訳を介した)やりとりは、手紙の交換のよう。
- 2025年10月4日コンビニ人間 (文春文庫)村田沙耶香読み終わった図書館で借りた歯車のひとつになった方が生き生きと過ごせる主人公、違和感はあるけどその気楽さと責任を全うする清々しさはわからなくもない。普通と言われる人達が普通と思っていることをすると大騒ぎすることに対して、冷めた気持ちになるのは共感できた。
- 2025年10月2日宙わたる教室伊与原新借りてきた読み終わった『オオルリ流星群』が良かったから、図書館で予約したのが半年くらい前。忘れた頃に順番回ってきた。理系の詳しいところはとばし読みしてしまうけど、人物が生き生きしていて、人生を肯定してくれる爽快な読後感。
- 2025年9月29日
- 2025年9月26日氷柱の声くどうれいんBooksMandeville読書会読み終わった買った初『くどうれいん』 よく選んで削ぎ落とした言葉で書かれた、潔い文章が印象的。大きな悲劇の後で連呼された「がんばろう」や「かわいそう」の嘘っぽさ…書くまでに時間が必要だったというあとがきを読み、納得。
- 2025年9月25日
- 2025年9月23日
- 2025年9月22日とりつくしま東直子読み終わった買ったふらっと立ち読みして一読惚れ。 未練を残して亡くなった人は「とりつくしま」係の采配で、物として現世に戻れる。 男の子はママと通った公園のジャングルジムに、野球少年の母は息子の試合を見届けるために投手が使うロージンに… 11の掌編のほとんどにやわらかな光を感じ、あるエピソードには毒がある。歌人ならではの言葉選びがグッとくる。
- 2025年9月11日君がいない夜のごはん穂村弘読み終わった買った食に関する脳内妄想エッセイ。 「脳の声」「飲食店の脳内レベルアップ」にウンウンとうなづき、「混ぜ魂」「ショコラティエとの戦い」は思わず吹き出す面白さ。電車内では避けたい本。
- 2025年9月9日
- 2025年8月29日ただいま装幀中クラフト・エヴィング商會BooksMandeville読書会借りてきた読み終わった読書会メンバーのおすすめ本を借りて読了。カバーデザインを眺めた後に対談を読むと、なるほど、こんな細部にヒラメキが隠れてたのか!と、タネ明かしを見せてもらっているようで楽しかった。
- 2025年8月29日ベートーヴェン捏造かげはら史帆読み終わった買ったチェロ奏者の友人がおすすめしていた本。『運命』の動機「運命はこう扉を叩く」とベートーヴェンが言ったと記したのは、弟子のシンドラー。どこまで本当でどこから嘘?人間ドラマとして面白く、知識があれば更に楽しい本。
- 2025年8月24日
- 2025年8月20日⾳を⽴ててゆで卵を割れなかった生湯葉シホ読み終わった買った独立系書店のSNSで強くおすすめされていたので、購入して読了。 前に出るタイプじゃなかった自分にとって、うなづけるエピソードや心情がちらほら。クスッと笑いつつチクっと。再読した。
- 1900年1月1日死者宅の清掃キム・ワン読み終わった買った韓国の特殊清掃作業員のエッセイ集(蓮池薫・訳) 病死や自死などの理由で孤独死したり、通常の清掃業者に断られるほどの状況の部屋を片付ける、特殊清掃作業という仕事。 目を背けたい描写なのに、もうこの世にいない住人に語りかける筆者の視線はあたたかい。死を近くに感じることで、淡い光のようにうっすらと生きる意味を感じる本。
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