

ゆずりは
@setsu0312
日本大通り駅近くのLOCAL BOOK STORE kita.で、一棚書店『本の定食屋 ゆずりは』をひっそり開店中
- 2026年10月4日
- 2026年10月4日
これはわたしの物語田尻久子読み終わったある作家を知ると、しばらくはまるので『橙書店にて』『猫はしっぽでしゃべる』に続いて、田尻久子さん3冊目。 書評ほど固くない、本についての文章多め。行ったことはないけれど、熊本の久子さんのお店『橙書店』で、この本どう?と選んでもらっているような気分になれる。 早速、気になる本を2冊注文してしまった。 - 2026年9月27日
ごはんのことばかり100話とちょっとよしもとばなな読み終わったばななさんの子供が2歳半から6歳までの頃に書きとめてきた、食べ物にまつわる小さなエピソード集。 「さっと書きたくて、さっと書いた」というだけあって、とれたて、ぴちぴちした文章。 食いしん坊にはたまらない本でした。 - 2026年9月25日
- 2026年9月25日
猫はしっぽでしゃべる田尻久子読み終わった熊本で『橙書店』を営む著者の1冊目の本。 『橙書店にて』を先に読んだけど、いろんな人に居心地がいい場所なんだろうなぁ、行ってみたいなぁと思う。 出てくる本たちも、そうそう、いい本ですよね!とうなづいたり、読んでみたい!と思う本がたくさん。 紙の手触り、装丁もきれいなオレンジ色が基調で、ナナロク社の本ってやっぱり素敵。 - 2026年9月1日
橙書店にて田尻久子読み終わった坂口恭平さんの著書の中に熊本の書店『橙書店』『久子さん』というワードが出てきて気になっていたら、この本に出会った。 熊本で小さな書店を営む田尻久子さん、その書店に集うお客さん達とのあれこれを綴ったエッセイ集。 久子さんなりに濃淡はあるのだろうけれど、どのお客さんとの付き合いもさらりと乾いていて、でも情に厚いことが伝わってきて、いつか熊本に行く機会があったら、橙書店に行ってみたいなぁ〜と思いがつのる。 - 2026年9月1日
男幸田文読み終わった『崩れ』などの随筆でも自ら歩いて、見て、書いてきた幸田文が、男たちの仕事場に同行して見た景色。 木を切り倒す、火を消す、救急の現場は想像できるけれど、昭和の時代の荷車でのごみ収集に同行し、下水道の中にも入る著者。相当の覚悟がなければできない。 実際に見て体験しなさい、という幸田露伴の教えを叩き込まれた著者ならでは。 幸田文の文章は、よく切れる刃物で斬られたようなスッキリした後味が魅力。久しぶりに読めて背筋がシャンとした。 - 2026年8月26日
ホメーロスの オデュッセイア物語 下バーバラ・レオニ・ピカード,高杉一郎読み終わった - 2026年8月26日
ホメーロスの オデュッセイア物語 上バーバラ・レオニ・ピカード,高杉一郎読み終わったホメロスのオデュッセイア物語を、岩波少年文庫で。有名すぎて知ってる気になって、ちゃんと読んでこなかった物語ってけっこう多い。 トロイの木馬やアキレスの物語、人間味あふれるギリシャの神々が魅力的。恐ろしい怪物にあっけなく殺されていくオデュッセイアの部下達、そしてオデュッセイアもかなりの残虐っぷり。 そうだ、民話や昔話ってめちゃくちゃ残酷だったっけ、という感覚を思い出した。 映画を観た後に、また読み返すのが楽しみ。 - 2026年8月12日
最後の花火浜田奈美再読したノンフィクション作家、佐々涼子さんの最後の連載記事『愛と勇気とサムマネー』で知った、横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」 残された時間が少ないお子さんと家族の「一緒にお風呂に入る、友達をよんでたこ焼きパーティーする、家族で川の字で並んで寝る、思いっきり遊ぶ、花火を観る…」今まで治療のために諦めてきた、したいことを実現させてくれる場所。 死をテーマにした著作が多かった佐々さん自身も病にかかり、終末期医療を受ける当事者になった。佐々さんへのインタビューの中の「早めに人生を卒業することは、誇らしくもありもっと遊んでいたかったな、という寂しさもあり… 」という言葉が心に残った。 - 2026年8月2日
その日暮らし坂口恭平読み終わった装丁が綺麗で気になっていた本。初・坂口恭平は、装丁から想像したのとまるで違って、全然フワフワしてなかった。 躁鬱病については絲山秋子の『絲的ココロエ』で、自分の想像以上に大変な状態らしいと理解しているけれど、坂口さんの場合、自分よりも弱い(と思われがちな)立場の息子や娘にも打ち明けるところが、開かれた家族関係だなと思える。奥さんの度量の深さが素晴らしい。 一番時間をかけて読んだのが、あとがき。 何度か咀嚼して読みたいと思う。 - 2026年7月29日
他人の手帳は「密」の味志良堂正史借りた本読書会でお借りして読んだ本。 紙の手帳じゃないと、スケジュールを把握できない活字派だけど、手帳を「読む」ととらえたことはなかったなぁ…。 日記じゃなくて手帳、というところが罪悪感少なめでいいのかも。 - 2026年7月27日
ハコウマに乗って西川美和読み終わった役所広司主演「すばらしき世界」公開(2021年2月)前後の、西川美和監督のエッセイ。 前半の『遠きにありて』はNumberに連載されていたので、スポーツの話が中心。 2020年4月の「春よ来い。」 「映画も、人に観られて初めて映画として誕生する。時間軸はずれていても、観る者との共同作業だ。(中略) …ああ、ムズムズする。競技場に行きたい。見ず知らずの隣の人と、同じところで声をあげたい。そして、割れんばかりの大声援にもポーカーフェイスを貫いたまま、目を疑うような奇跡を起こして、「観たか」と背中で意気がる選ばれし人々を、この目で見たい。競技場に、春よ来い。」 夏の甲子園中止「見られるはずの花は。」 あの時期、一度きりの瞬間を全ての人が反故にしていたやりきれなさが詰まっていて、ちょっと泣いた。 - 2026年7月25日
人生最後のご馳走 (幻冬舎文庫)青山ゆみこ読み終わった淀川キリスト教病院のホスピスでは、金曜日に入院患者からリクエストを募り、土曜日にそれぞれがリクエストした料理が配膳される。 『あなたが今食べたいものを提供する』=『あなたを大切に思っている』という医師と、「食べられる間は、食べたいものをおいしく食べてほしい」という看護師、料理人。 患者、その家族、栄養士、料理人、医師、看護師、に限られた時間の中で取材を重ねた血の通ったルポルタージュ。 若松英輔の解説も、言葉の宝庫。 - 2026年7月22日
- 2026年7月22日
破れ星、燃えた倉本聰読み終わった脚本家、倉本聰の自伝。 田中邦衛の訃報を聞いた脚本家は『北の国から』を本当はどう終わらせたかったか… 北海道に土地を買い、丸太を運び、木の皮を剥いて小屋を作ることから始まった富良野塾についても詳しく書かれていて、自然との共生に興味のある人にはぜひおすすめ。 往年の俳優たちのエピソードもたくさん。人生の最後まで演じることを諦めなかった名優たちの情熱にも胸を打たれる。 - 2026年7月8日
植物図鑑有川浩読み終わった『阪急電車』がよかったと話したら、友人がすすめてくれた本。今さら?なくらいポピュラーだったことを知る… コロナ禍で外出自粛中に、近所の草花を調べて歩く、という遊びをしていたので、「サンジソウ」や「ヘクソカズラ」は懐かしい。名前のとおりサンジソウ(ゴゴサンジ?)が本当に午後に咲くのを実際に見ると、ほぉ〜!ってなった。 ツクシやフキノトウは子供の頃によく摘みに行ったし、近所に自生しているので、ツクシの佃煮、フキノトウ味噌は年に一度のお楽しみ♪ 内容は、娘世代を見ているような感じ。かわいい小説でした。 - 2026年7月4日
- 2026年6月28日
生き抜くためのごはんの作り方河出書房新社読み終わった『14歳からの世渡り術』シリーズ 16人の料理家たちのメッセージ+簡単レシピ 「自分で作ること」=自立、自由、と料理家たちは語る。お金を稼ぐことも自立だけど、自分が食べるものを自分でコントロールできることを「自立」とよぶ考え方に強く共感する。 きじまりゅうた氏のいう『段取り力』 深夜に食べる「卵入りカップラーメン」が秀逸 カップラーメンに卵を落とすだけのレシピを 「昼間のうちに考え始め、本当に食べたいのかを夕食後に決断、勉強机の周りを片付ける、箸とティッシュを用意し、もし食べたくなった場合のラーメン雑炊の冷やご飯、こぼしたら拭く、最後に容器や箸をあらって片付ける」ところまで言及。自分に食べたいかどうかを聞く、って大事。 - 2026年6月24日
結婚とわたし (ちくま文庫)山内マリコ読み終わった『かわいい結婚』でリアルな結婚事情を描いた、山内マリコさんの同棲時代から結婚3年目までの連載をまとめたエッセイ。 よくここまで言語化してやり合ってきたものだわ〜と感嘆するくらいの「フェミ闘争」! 感化された夫氏が、マリコさんに反論できる戦士になってゆくさまも立派。 P.305〜310の「夫が心のシャッターを二重下ろしている中」、「弾が切れるまで撃ちつづける」マリコさんの「至近距離からのバズーカ砲」は圧巻。読んでいてハラハラするけど、マリコさんに強く同調している自分に気づく。
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