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ゆずりは
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@setsu0312
日本大通り駅近くのLOCAL BOOK STORE kita.で、一棚書店『本の定食屋 ゆずりは』をひっそり開店中
  • 2026年1月8日
    はっとりさんちの野性な毎日
    冒険家の夫(服部文祥)と結婚し、東横線沿線の丘の斜面の家で3人の子育てをしながら、夫が仕留めてきた鹿を家族でさばき、ヒヨコから育てたニワトリ達と暮らす…冒険家の妻、小雪さんのエッセイ。 文祥さんのぶっ飛びっぷりもすごいけど、そんな文祥さんと共に生きる小雪さんが真の冒険家。子供たちが大人になる過程で、時間をかけて任せて待つことができる親の姿勢に、じわっと涙が出た。
  • 2026年1月7日
    ぼけますから、よろしくお願いします。
    同名の映画を観て、いつか読もうと積読してた本。映像作家の著者が撮った元気な頃の両親、母が認知症になり父が介護する日々、ヘルパーさんの手助けに至るまでの葛藤、母の入院、死までを文章で描き尽くしたドキュメンタリー。 広島に帰省する度に、大好きな母が変貌していくことを認められない著者。徐々に母の変化を受け容れていく心の動き。ついには『大好きな母を急に亡くして自分が悲しまないように、神様が「緩やかで諦めのつく死」=認知症にしてくれたのではないか』と少しずつお別れする気持ちになっていく。 カッコ悪いことも恥ずかしいことも取り繕わない、誠実な文章が心を打つ。
  • 2026年1月5日
    私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック
    神戸の独立系書店『1003』で購入。 ここ数年で義父、義母を見送った際に、ぼんやりと疑問に感じたことが、この本で少しクリアになった。 死亡したその瞬間からかかり始める費用の内訳も細かく説明されている。お葬式やお墓の話題ってふだん話さないから、知らないことが多すぎてびっくり。 自分の終わり方を選択する機会があるのなら、元気なうちに考えて自分で選びたいなと思う。
  • 2025年12月28日
    辞書になった男 ケンボー先生と山田先生 (文春文庫)
    読書会で『新解さんの謎』を勧めた際に思い出して再読。かなり前にドキュメンタリー番組を観て、この本も読んだのに、今回はそれ以上に心に響くものがあった。 「ことばは、不自由な伝達手段である」と、言葉の裏の意味も明らかにしようとした新明解国語辞典の山田先生、「ことばは、音もなく変わる」と、生涯で145万もの用例採集した三省堂国語辞典の見坊先生。 ことばに全生涯を捧げた二人の先生と、その二人のすれ違いの原因も「ことば」だったことを思うと、胸にせまるものがある。 日本の国語辞典編纂の歴史と共に、人間ドラマとしても素晴らしいノンフィクション。
  • 2025年12月24日
    さざなみのよる (河出文庫)
    『昨夜のカレー、明日のパン』の感想投稿へのコメントでこの本を知った。2冊目の木皿泉作品。 病気で亡くなったナスミが主人公の1話目。その姉、妹、夫、叔母、同級生、とその妻…目線を変えて紡がれる全14話が細い糸でつながっていく。死が真ん中にあるけれど、それをタブー視せずに生活は続いていく。温度感低めのあたたかさで読み終えて「あぁ、出会えてよかった」と深くひと息つく。ゆっくり読みたい本。
  • 2025年12月14日
    看守の流儀
    看守の流儀
    Readsで知った本。 地方の刑務所を舞台に、刑務官それぞれを主人公にした五話の短編が大きなつながりに。自分の予想をいい意味で裏切られる展開に、のめり込んで一気読み。 最後で「えっ!そうだったの?」となってから、遡って細かい箇所を読み直すとさらに味わい深く。「ガラ受け」は秀逸。 続編『看守の信念』も手に入れ、読み始めます。
  • 2025年12月9日
    罪と罰 上
    罪と罰 上
  • 2025年12月9日
    罪と罰 下
    罪と罰 下
    岸本佐知子、三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美の 『罪と罰』を読まない 未読座談会 ↓ ドストエフスキーの『罪と罰』 ↓ 『罪と罰』を読まない 読後座談会 の順でようやく読了…ふぅ、長かったよぅ… この時代のロシア人、赤貧すさまじく酒飲みすぎ独り語りすぎ。すぐ倒れる主人公。 ポルフィーリイとラスコの心理戦やマルメラードフの葬式〜カテリーナの死はドラマチックで一気に読み進められた。 登場人物も意外と少なく、時間軸も短期間で、想像してたよりもとっつきやすかった。読む機会があってよかった。
  • 2025年12月2日
    『罪と罰』を読まない
    『罪と罰』を読まない
    「ないものあります(クラフトエヴィング商會)」が好きで、「舟を編む(三浦しをん)」が好きで、岸本佐知子のエッセイにハマったら読むしかないっ! 『罪と罰』未読者4人が、ラスコ(ラスコーリニコフ)、マメ父(マルメラードフ)の行く末やドスト(ドストエフスキー)の真意を妄想して迷走する「読まない読書会」。 読んだはずなのに全部きれいに忘れていて、どんな妄想も「ありかも?」と思えて楽しい。 途中まで読んで、本当の『罪と罰』を読み始めた。本編を読み終わらないと、この本の続き(読了した4人の座談会)を読むことができないから、頑張って読みます。
  • 2025年11月29日
    きれいなシワの作り方 淑女の思春期病
    『コンビニ人間』の著者のエッセイ、かなりとんがった人なのかな?と構えて読んだら、普通の人生に悩む30代女子で、人生ナナメにみているところもいいな、と思う。 自身も経験しているコンビニのアルバイトを「代わりがいくらでもいる仕事」と言いつつ、どの人にも「誰よりもこの人が持っている」と思える一面があるという。(「仕事の中で思うこと」より)この章に出会えてよかった。
  • 2025年11月21日
    新解さんの謎 (文春文庫)
    大のお気に入り本を再読したらやっぱり最高だったので、読書会で紹介した本。 日本語の底力をこれでもか!と感じさせてくれる新解魂。読書会で熱く語っているうちに、辞書を編んだ先生達のドキュメンタリーも再読したくなった。
  • 2025年11月20日
    昨夜のカレー、明日のパン
    脚本家のお二人が書く小説、という前情報のみで読み始めた。なるほど映像が脳裏に浮かぶ文章で、でも想像する余地も残してくれる塩梅が絶妙。 虎尾、タカラ、岩井さん…という魅力的な脇役!岩井さんのエピソードは『文七元結』を思わせて、笑えてうるっと。タカラさんには絶対幸せになってほしい。
  • 2025年11月18日
    ヨルダンの本屋に住んでみた
    読書会でお借りした本。 一気読み!面白かった〜! 行動力のかたまりみたいなフウちゃんの周りにいい人しかいなくて、爽快な読後感。小さなことに感動する同僚たちが素敵。フウちゃんの未来に幸あれ!っていうか…幸せしかないと思う。
  • 2025年11月17日
    BUTTER(新潮文庫)
    同僚に借りて読んだ。実際の事件を下敷きにしているかもしれないけれど、食べること、孤独、自尊心、虚栄、後悔…普遍的な感情の揺れ動きかたがリアル。食べるシーンの描写は深夜の飯テロに匹敵する。
  • 2025年11月13日
    パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)
    Readsの投稿がきっかけで川内有緒さんを知り、まずは最初の本。 題名のとおり、パリで食っていけるだけの仕事をしている人たちのドキュメンタリー。サクセスストーリーでも青春ものでもなく、地に足のついた生活を実感できる文章。『ここぞという時の行動力でチャンスを掴み取った』ところが取材された人達にも川内さんにも共通しているんだろうなぁ、と眩しかった。
  • 2025年11月13日
    阪急電車
    阪急電車
    有名すぎて読んでなかった本。 図書館で見つけて、神戸に出張に行くから読んでみるか…と手にとったらめちゃ好きなタイプの『伏線張り巡らされ短編小説』だった。OLの翔子さんと小学生のショウコちゃんを全力で応援したい。 出張先で足を延ばして今津線に乗ろう!という楽しみができた。 児玉清の解説も読書愛に溢れていて素晴らしい。
  • 2025年11月12日
    愛をさがして
    愛をさがして
    サガンにしては珍しい、恋愛ものじゃない小説。癌の告知を受けた男マチユの朝から夜までの物語。たった一日を一人称で、それもほぼ心の動きと情景描写(これが秀逸なのがサガンの魅力)だけで一冊書いてしまうサガン。後味サラッとしてて別に何度も読まれなくてもいいわ、的なのも唯一無二。
  • 2025年11月5日
    紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)
    SFに苦手意識があるけれど、これはファンタジー寄り。とても苦い大人の寓話。 親を疎ましく思ったことが少しでもあれば「紙の動物園」は刺さるだろうし、「月へ」「結縄」は今の社会問題にも充分通じる。「太平洋横断海底トンネル小史」「文字占い師」は心が元気な時に読むことをおすすめする。 本屋巡りで偶然手にとった本。ケン・リュウという作家に出会えて本当によかった。
  • 2025年10月31日
    それでも、私は憎まない
    それでも、私は憎まない
    しんゆり映画祭で、『私は憎まない』を観た。イスラエル軍に自宅を砲撃され、娘3人と姪を爆殺された数時間後に「私は憎まない。悲劇をこれで終わりにするために、イスラエルとパレスチナの共存を」と訴える父親(ガザに住み、イスラエルの病院に勤務するパレスチナ人医師)の姿に、こんな神様みたいな人がこの世にいるのか?と驚き、即この本を注文した。 とばし読みせずに、大事に読みたい。
  • 2025年10月30日
    みどりのゆび
    みどりのゆび
    「おすすめ本を」と聞かれて、候補選びのために再読。子供の頃以来久しぶりに読んだけど、内容の深さと心に響くものは大人になっても変わらない。 著者は第二次世界大戦に出征、占領下のフランスを離れ、イギリスからレジスタンス活動を呼びかけたという。1965年初版の童話だけど、今の世の中にも通じる強いメッセージを感じる本。挿絵も美しい。
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