
読毒
@momohug
2026年3月26日
葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
読み終わった
またいつか
あなたはあの人で
この人はあの人なの!?
ぴちぴちの若者のお話かと思ってました。
まんまと騙されました。
ただ、どこにも騙そうとする言葉は書いてなくて。
必要な情報から自分が勝手に作り上げた主人公像を
最後に叩き割ってくれるような本は
あまり出会ってこなかったかも。
先入観とは怖いよ。
そして最後まで"今の将虎"像を再構築できなかった
自分の固定観念の固さには驚いた。
どんでん返しがあってもなお、
節子に想い入れる将虎はちょっと解せなかったけれど
人って結局こんなもんなんだよね。とも思う。
年齢に縛られているのは勿体無いと
自分の老後にも思いを巡らせた。
これは全てを理解した上で
また読み返したいと思った本だった。

