ぱるすぴこ "ドヴォルザークに染まるころ" 2025年7月1日

ドヴォルザークに染まるころ
九州の小さな田舎町の小学校が廃校することになった そこに通う子どもたちの親はもちろん顔見知りで、狭いコミュニティだからこその色々な噂を知っている 窮屈でプライバシーもなく古い考えの大人ばかりなのだ そんな町の小学校で廃校を前に祭りを行うことになった かつてこの小学校で幼少期を過ごした卒業生や、今も通う子どもたちとその親、祖父母や近隣住人 それぞれの思惑が交錯する時何かが少しずつ変わり始める ------------------------ 章ごとに視点が変わっていく5章のお話 各章の1行目が毎回インパクトが強くてびっくりさせられる 人間臭さがすごくリアルに描写されていてモヤモヤしたけど、町田さんの紡ぐ文章特有の救いが期待を裏切らない 4章が1番好きで、すごく爽やかな読後感に自然と涙が出た
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