いち。 "記憶の鍵盤" 2026年3月26日

記憶の鍵盤
記憶の鍵盤
緒乃ワサビ
「結局、わたしたちはあなたを2回好きになったんだよ。」 とあるきっかけでピアノが弾けなくなった歩人は不思議な少女と出会った。未来の記憶を持っていると主張する少女、想いを寄せる幼馴染の空手女子、いつの間にか三角関係が出来上がっていた。彼女達と過ごす中で歩人は大切な音を追いかけることになるーー。 ピアニストの道を閉ざした理由を歩人は覚えておらず、感覚的に弾けないところから物語が展開していく。少女の言う未来の記憶がこの物語を動かす鍵となり、真実を明らかにしていく。彼らの嫉妬や憧れという感情を隠さず描かれているところに魅力を感じる。
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