
ma47
@ne_8
2026年3月27日
くまちゃん
角田光代
読み終わった
図書館でたまたま借りて読んでみる。
20代前半から30代半ばが題材のふられ小説はちょっと…と思いながら読んでいたけど、浮き草からの光の子は良かった。
最後の乙女相談室も。
その人のようになりたいと思ってはじまる恋もある。似ているから好きになる恋もあり、あまりに違うから好きになる恋もある。好きだと言われてはじまる恋も、同情を勘違いしてはじまる恋もある。だれしもそのとき自分に必要な相手と必要な恋をし、手に入れたり入れられなかったり、守ろうと足掻いたり守れなかったりする。そしてあるとき、関係は終わる。それは必要であったものが、必要でなくなったからなのだろう。たぶん、双方にとって。
でも、そのことには気づかない。自分にもうその関係は必要ないのだとわからない。関係を終えることはあまりにも馬鹿でかいからだ。 P.275
