
しゅんみん
@lumi_books
2026年3月28日
ドリアン・グレイの肖像
オスカー・ワイルド,
仁木めぐみ
読み終わった
遂に読み終わった
途中ロミオとジュリエットを初めとするイギリスの劇が多く引用されていたため、そこを理解しないと美しさが理解できないんだろうなぁと思うところがあった。蜘蛛の巣状に読書の網を広げていけそう。
登場人物も多く、最初から最後まで登場するのはメインのドリアンとヘンリー卿、バジルだけど、とにかく社交界の貴族たちの多いこと😇あまり話の本筋には関わってこないようにも思えるけど、じっくり味わおうと思うとメモでも取りながらのほうがいいのなと思ったり。
⚠️以下ネタバレ注意⚠️
美青年の肖像画が歳をとり、本人は美しいまま、というだけの情報だけで読み始めたけれど、実際は歳というよりも、その人の性格や行いが肖像画に反映されて変化するようだった。なにか悪事を働けば悪そうな表情になると言った感じ。たしかに怒りっぽい人は眉間にシワが…とかいうので顔の経年変化としては正しいわけだ。老いは気づきやすいかもしれないけれど、人は自分の顔そのものは決して見ることはできず(鏡に映っているのは虚像にすぎない)、性格や行いが反映された顔の変化なんて見られない。単に肖像画が老けていくのではないところは面白いし、もっと深堀りして考えたいところだった。