
りきにうす
@licinivs_stoic
2025年3月16日

ケイパビリティ・アプローチとは何か: 生活の豊かさを測る
マーサ・ヌスバウム,
栗林寛幸,
池本幸生
読み終わった
さすがはヌスバウムの本であり、面白いし、示唆に富んでいる。じっくりと考えさせられるし、じっくりと考えるに値する本である。
しかし、「ケイパビリティ」とか「コミットする」だとか、訳が個人的に好きではない。ケイパビリティなんてものは「技能」とかと訳しておけばそれでよいのだ。正確に訳そうなんて思ったら翻訳なんてそもそも成り立たないのであるから。
とは言いつつも、味読すべき本である。このような本が日本語で読めることは喜ばしいことである。