本屋lighthouse "やし酒飲み" 2025年3月16日

やし酒飲み
やし酒飲み
エイモス・チュツオーラ,
土屋哲
とにかく奇天烈なことが起き続けていて最高なのだが、ひたすら奇天烈なことを起こし起こされ続けているはずの主人公が旅もだいぶ過ぎたあたりで「森林の旅をして以来今までに、手が生え、口を利く木などというものを見たこともなかったので、すっかり怖気づき、またぞろ逃げはじめた」などと語るものだから、予測通りにちんちろりんな売上のこともどうでもよくなった。ちょっと多めに仕入れてみようかしら。これは猛烈に読んでほしい1冊な気がする。
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