
本読みねこ
@neco-
2026年3月27日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子
読み終わった
影響を受けている好きな方々がこぞっておもしろい!と言っていて気になって、そしたら映画化となりさらにはネタバレせずに読め!と世の煽り。
とはいえ昨今の情報の多さでは全くのネタバレを踏まずに生きるのはまあむずかしいこと。
ミラノコルティナ冬季五輪をたのしく見ていたら映画のCMが入り、まだ上巻の途中だった自分はロッキーって…と薄目で画面を見てしまい想像力には多少自信ありの狭き脳内で生まれてしまった存在に困惑しつつ、それから原作に登場する彼になるほど、あれが…と多少のネタバレを踏みつけさせられたもののそれ以外は何とか最後まで読み切った!
SFもの特有の謎のテンション高き翻訳文章には(原作もそうなのか?)久々に触れたらちょっと疲れもしたけれど、おもしろかった!
下巻の最終章手前ではちょっと泣いたよね。
昨年カミオカンデに興味津々となりニュートリノについてもほんの少しだけ勉強していたから、マヨナラ粒子とか単語出てきてフゥッ!ってなった(これはネタバレにはならないだろう)。
宇宙規模で考えたら、そりゃ何もかも小さい。
でも個人規模では何もかも大きい。
地球規模がどれくらいの大きさか文系の自分にはうまく語れないが、でもだからこそ言葉の先で見える世界があるのは確か。
馬鹿な戦争なんてしてる暇ないんだよ、と本を閉じて思う。
文化文芸がひとのこころを動かして自由に動ける世界がここにはまだあるから、それが絶えずにいてくれ、と願う。文化の違う相手とも話し合って互いにフィストバンプできる世の中が続いてくれよ。

