

本読みねこ
@neco-
なかなか読む時間を取れないけれど年に50冊はなんとか読みたいと思っている
- 2026年2月20日
光のそこで白くねむる待川匙読み終わった全編白く揺らいでいた。 どこからどこまでが「あって」「ない」のか、本当は全てがあるし全てがないようなぼんやりとしたほの白さ。けれどそれは時々、灰になったり、ぐっと黒味を帯びたり。 死者(とされてるけど、もはやそれさえも語るどちらが死者かわからない)と対話する、故郷に戻るというのでペドロ・パラモが頭をよぎった。 - 2026年2月16日
みどりいせき大田ステファニー歓人読み終わったおもしろかったー!好き好きーって感じだけど途中が好きすぎて最後がちょっと何かぼやっと感じちゃったけどそれもまたいっか。 音楽が流れてる小説、好物。 ただ、井の頭公園のシーンで「?」が1つ。 読解力のなさかも知れないが、何回読んでも柵が池とベンチの間にあるように思えなくて、よく平日にベンチでビールしてた身としてはベンチと池の間に柵がない場所があったかー?と思い出せずに悶々。池を見ていたはずだけど、そうすると柵は前にあるわけでうしろに倒れて後頭部打たんよな。池に背向けてたのかなあ、そうすると何か繋がらなくて、うーん、とか、まあこういう細いことちくちく考えてるやつはアカシックレコードにいつまでもたっても辿りつけぬんか! - 2026年2月7日
海を覗く伊良刹那読み終わった敬愛し、憧憬する者になりたいという気持ちは、自分にも当然ある。けれど、それを模倣にせずに己のものにするというのは並大抵なことでは、きっとない。 近くして同じ色ではないことはわかるけれど同人にはなり得ないのだからその系譜をどこまで貫き、以後どうやって昇華していくのか。 ざっくり雑に言ってしまえば美的考えの重厚な(反して幼稚にも見えてしまうところもある)男子高校生が自分の美的にばちこーんとあった同級生(男子)に恋をし、けれど打ち破れ修学旅行で入水自殺という話だけど(そこに至る心境の諸々はそれはそれはたくさんあるが)、それをこういうかたちで書ける10代ってやっぱりすごいよなあと。 デビュー作なので、2作目はどんな感じになるのかなという期待と、三島が今のところあまり得意ではない自分は自作が出たら読むか考え中。 「数学のノートは買わなかった」というところは何で?と思ったけど、でも読み終わったあと何か好きな箇所になった。 - 2026年1月28日
泡の子樋口六華読み終わった持ってる言葉をすべて投げ込んだみたいな作品だ。作品と作者はイコールではないけれど、これを全く何の体験も持たずに書けているなら心底すごい。この作品の舞台に今もいる子はきっとこの本を読む確率は低いだろうし、読んだらどう思うのか知りたい。85頁の漢字にアルファベットのルビふってあるところ笑っちゃった。そこだけ何だか昭和感。 - 2026年1月24日
「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみたグレゴリー・J・グバー,水谷淳読み終わった読了。 ねこのひねり問題について、様々な角度から書かれていて読みごたえたっぷり。 生理学や物理学、写真の歴史や果ては宇宙の話までとてもわかりやすく書かれているが、頭脳の明るくない自分は途中で眉間に皺を寄せ考えてもよくわからないところもあったが、それでも全部ちゃんと読めた(全て理解しようと思ったらもう何度か、と関連する学問の本を読まねばいけないだろうけど)。 おもしろかったし何より作者のねこ好きにほこほこする。 読んでみたいけど、どうかなと思う人は先に訳者あとがきを読むのがおすすめ。ネタバレせずに、けれどとてもわかりやすくこの本の説明をしてくれている。 - 2026年1月9日
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