CARPEDIEM "ゆっくり、いそげ" 2026年3月28日

CARPEDIEM
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@Carpediem911
2026年3月28日
ゆっくり、いそげ
今年読んだ本 Part.2 この本を読んだきっかけはFlierが主催の読者が選ぶビジネス書グランプリ2026年で、 特別賞のロングセラー部門でエントリーしていたから。ロングセラーということだから、それなりに良い本なんだろうと期待して読んでみたら、やっぱり良い本で良かった。 https://entry.business-book.jp/entry/list ゆっくり、いそげ。なんだか矛盾していて哲学的な表現。 似たような言葉にいそがば回れということもあるから、昔からある表現には違いない。 それなりに真理なんだろうと思うけど、 こういう言葉に出くわすたびに、「そんなんできたらいいけど、現実で実現すんの無理じゃん?」と正直思ってしまう。言葉との距離が遠いというか、納得感が薄いというか。 例えば、仕事をしてて色々お願いされてる状況で、「いや、これよりも優先度は低いけど、自分にとって重要度は高い仕事やろ」としてみたりとか、子育てで今目の前にある問題が山積みの中で、「ちょっと息抜きしてゆっくりやろっかなー」とか。そのギアを変えるのってめちゃめちゃ難しいでしょ。結局それって結果論なのでは?とも思う。 そんな自分でも読んでて少し考え直す部分が出てきた。 自分にとって「いそぐ」って何なんだろうということ。 なぜ今こんなに忙しいんだろう、どこに向かっているのだろう、 誰に急かされて急いでいるのだろうということ。 生きるためにはお金を稼がなきゃ、給料アップ目指して評価をあげていかなきゃ、 というのは何となく意識にあるのはわかる。 問題はそれが全てかのように目的化されてしまうことなのかもしれない。 利益やお金が指標になってしまうと、どうしても効率性を重要視せざるを得なくなる。 そして最近のAI活用みたいな話も、どんどんそういう志向を加速させていく。 そうじゃなくて、プロセスに価値を置いたり、自分で新しく意味を見出してみたり。 例えば、料理。料理って味が一番大事だと今まで思っていたけど、 この本を読んでそれだけじゃないかも、と改めて認識することになった。 仮に自分の子供が成長して、頑張って自分のために料理を作ってくれたとして、 そこに味を求めるよりも、「うちの子が頑張って作ってくれた・・・!」に絶対なる。 それは、味という指標だけじゃなくて、誰が作ったりとか、どう作ったりみたいな 別の価値基準を持ち込むのが大事なんだなと。 結果ではなく、プロセスを目的にすること、それも一つのゆっくり、いそげという答えなのかもしれないと思った。 このReadsのような仕組みも、読書レビューだったりメモ、フォローワー数やいいねなどのアウトプット重視というよりも、何かを発信すること自体だから良いのかもしれない。メモをAIにまとめてもらうとかではなく、自分のペースで一字一句考えて書き残していく。それが気づいたら何かにつながっているのかも。
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