
酸菜魚
@suancaiyu
2026年3月29日
日月潭の朱い花
青波杏
読み終わった
@ 自宅
Readsで知って図書館へ。
あまり前情報を得ずに開いてみたらミステリーで、面白く読み進めた。
最終章とエピローグは目が潤んだ。
日月潭には行ったことがあり、雰囲気がわかってより楽しめた気がする。淡水も、迪化街も、自分にとってはすっかりお馴染みの景色で、そこを歩むサチとジュリがありありと見えた。
そしてやっぱり台湾料理は美味しそう。
時代、政治、暴力に虐げられて傷付いてきた女性の話である。
傷付いて、これ以上もう傷を負えないくらいに傷付いているけど、自分のことをわかってくれる誰かに伝えたい。でも、これ以上傷つけられるのには耐えられないから、どうせわかってくれない、と伝えることを拒んでしまう。この傷を簡単に癒すことはできないだろうけど、優しく包み込んで、じんわりと体温を分け与えたら、心に届くだろうか。
写真は日月潭。


