ひなたの本好き "プロジェクト・ヘイル・メアリ..." 2026年3月12日

プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子
2週間以上前に読み終わっていたのに記録できていなかったあたり、この3月がいかにバタバタしてたか。 そんな3月をこの本に伴走してもらおうと思っていたのに、気付けば睡眠時間を削って読み耽っていた。 しんどい日々だっただけにその反動でのめり込んでいたのかもしれない。もちろんこの本自体の面白さというのもあるのだが。 一つ前進したかと思えばまた新たな苦境に立たされの展開の連続にややしんどさも感じつつ、そこをロッキーとの絆で乗り越えていくグレースの姿に力をもらいつつ。 最後のグレースの判断には驚いたが、考えてみれば彼を地球に繋ぎ止めていたのは教え子たちの存在くらいで、ロッキーの命を救うために地球への帰還を断念するのもむべなるかな。 いくらエリド側が友好的だったとはいえ、ラストの場面に至るまでは相当なチャレンジや苦労があったはずなので、グレースがエリドに到着してからのエピソードもまたどこかで読んでみたい。 読み終わった直後はもっと感想の濃度があったはずなのだが、やっぱり時間が空くと薄れてしまうなあ。 その時に感じたことを書き留めておくことの大切さを再認識。 総じて、もう一度『星を継ぐ者』を読もうかなとか、『火星の人』にも手を伸ばしてみようなとか、日本のSFは今どんな本があるのかなとか、そういったSF熱を再燃させてくれる素晴らしい作品だった。
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