辰巳 "愛の処方箋" 2026年3月29日

辰巳
辰巳
@divinus-jp
2026年3月29日
愛の処方箋
愛の処方箋
精神科医Tomy
ご著書のタイトルと柔らかい表紙 あとXのタイムラインに流れてくる「あのね」の優しい口調から、優しく慰めてくれるご本なのかな~、とか あるいはウェブサイトの「ほぼ日刊イトイ新聞」の「新宿二丁目のほがらかな人々」のようなものかな、とか 思っていたんですけど ごめんなさい、全く違いました しょっぱなあたりに「彼のAさんはパチンコ依存で」と書かれてます 一見、事実を書いただけなんですけど、あ、Tomyさん、ドクターだった、と理解した一文です 普通の方なら「彼のAさんはパチンコが大好きで」とか「パチンコに夢中になりすぎることがあって」になると思うのです それを淡々と「事実」を書いてるのです そのあと、神経伝達物質、DSM-5の診断基準からも説明されていて、「愛について」「愛をもって」書かれレいるのに、まったくベタベタしてない しかも、正確性と客観性があり、言葉を定義して説明する そして、淡々と理詰めに言われるのは、そうだろうなと納得する この書き方って論文みたいだし、私にとってはわかりやすい でも、この本を書くのに、時間がかかったとあとがきにあります ご自身の事を書かれるのは痛みをともなうような思いがおありになっただろうし、一方で、ここに至るまでにわかりやすいように例をあげて、論理を重ねておられるご様子がわかります この例のなかに、日々、よく聞くあんな話、こんな話をきちんと、あげておられるのもすごい 「愛とはこんなものなのよ~」みたいなテイストをどこかで思っていた事を反省します 知らずのうちに、自分を否定しているところから、コツコツ、自分を愛することをはじめましょう そして「うつ」に対する描写もとてもわかるーと思ったら、直近の本はうつについてだった 「うつ未満。」 愛について、みなさま、おすすめ ——— 追記:「新宿二丁目のほがらかな人々」は2000年ごろサイトで読んでいてまとまったものを出版されてものも読んでいたのだけど、サイトを見に行ったら、コロナ禍の時にパートナーを亡くされたこと、経営されていた会社が失敗したことが書かれていました 「ボクがボクらしく働けるようになった頃に ふたりは出会いました。」 「ボクがボクらしく生きることができるようになった頃に 同居がはじまりました。」 Tomyさんのご本にも共通することだと思います
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