愛の処方箋
8件の記録
瀬野わたる@books_for_two2026年5月24日なぜ愛ゆえに苦しくなる? うまく愛を築けない人に共通することとは? ゲイの精神科医が、愛に苦しむすべての人に送る処方箋。 前半は著者の半生記、後半が自己愛と様々な愛にまつわるケーススタディ。 「愛とは『ありのままを受け入れる』こと」 「すべての愛の基礎は自分自身を愛すること=自己愛」 「愛の問題は自己愛の形成が根っこにある」 というシンプルな内容。 愛はありのままを受け入れることであり、それには鍛錬が必要…という内容はフロムの名著「愛するということ」と一致する。 逆に言えは、これを読んだ後だと驚くような知識の更新はない。 でもゲイとしての著者の体験が、この内容に厚みを与えているから、読んで損はない。
辰巳@divinus-jp2026年3月29日読み終わったおすすめご著書のタイトルと柔らかい表紙 あとXのタイムラインに流れてくる「あのね」の優しい口調から、優しく慰めてくれるご本なのかな~、とか あるいはウェブサイトの「ほぼ日刊イトイ新聞」の「新宿二丁目のほがらかな人々」のようなものかな、とか 思っていたんですけど ごめんなさい、全く違いました しょっぱなあたりに「彼のAさんはパチンコ依存で」と書かれてます 一見、事実を書いただけなんですけど、あ、Tomyさん、ドクターだった、と理解した一文です 普通の方なら「彼のAさんはパチンコが大好きで」とか「パチンコに夢中になりすぎることがあって」になると思うのです それを淡々と「事実」を書いてるのです そのあと、神経伝達物質、DSM-5の診断基準からも説明されていて、「愛について」「愛をもって」書かれレいるのに、まったくベタベタしてない しかも、正確性と客観性があり、言葉を定義して説明する そして、淡々と理詰めに言われるのは、そうだろうなと納得する この書き方って論文みたいだし、私にとってはわかりやすい でも、この本を書くのに、時間がかかったとあとがきにあります ご自身の事を書かれるのは痛みをともなうような思いがおありになっただろうし、一方で、ここに至るまでにわかりやすいように例をあげて、論理を重ねておられるご様子がわかります この例のなかに、日々、よく聞くあんな話、こんな話をきちんと、あげておられるのもすごい 「愛とはこんなものなのよ~」みたいなテイストをどこかで思っていた事を反省します 知らずのうちに、自分を否定しているところから、コツコツ、自分を愛することをはじめましょう そして「うつ」に対する描写もとてもわかるーと思ったら、直近の本はうつについてだった 「うつ未満。」 愛について、みなさま、おすすめ ——— 追記:「新宿二丁目のほがらかな人々」は2000年ごろサイトで読んでいてまとまったものを出版されてものも読んでいたのだけど、サイトを見に行ったら、コロナ禍の時にパートナーを亡くされたこと、経営されていた会社が失敗したことが書かれていました 「ボクがボクらしく働けるようになった頃に ふたりは出会いました。」 「ボクがボクらしく生きることができるようになった頃に 同居がはじまりました。」 Tomyさんのご本にも共通することだと思います




