
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2026年3月29日
読み始めた
北村さん司会シリーズのイベントがあり、『男と女とチェーンソー』訳者の小島朋美さんとともに2時間たっぷりホラー映画について語ってもらう。言及される映画をひとつも観ていないのに面白かったのは、ふたりの紹介のしかたがうまいのと、映画そのものの持つ力のせいか。ホラー映画、なめたらあかん。そこには社会を眼差す視線が確かにある(あるいはそのように読み解く私たちがいる)。
という流れで昨日ようやく入荷した北村さんの新刊を読み始める。ダブリンには学生時代に3週間、もはや留学と言うには恥ずかしすぎるへんてこ滞在をかましたことがあり、そのときの朧げすぎる記憶を呼び戻し、あるいは捏造しながら読んでいる。
ダブリンに来てからイベントや博物館などで、ガイドさんが「『ユリシーズ』を読んだことがある人はいますか?」などとお客さんたちにたずねているのをけっこう見かけましたが、文学系のイベントや展示に来る人でもみんなそこまでちゃんと読んでいません。(p.28)
かくいう私もこれをたずねられた。まさにジョイス博物館で。そして私は読んでいなかった。そもそもジョイスって誰?だった。英文学科3年目の夏。それが修士号までとって本屋をやるようになるのだから、人生はわからない。ダブリンもう一回行きたい。『ユリシーズ』もちゃんと読みたい。くそったれが。戦争反対。









