
choco
@bananachoco
2026年3月29日
成瀬は都を駆け抜ける
宮島未奈
読み終わった
こんなに読後感が爽やかな作品が他にあるだろうかというくらい。
前2作品はコロナ罹患中にオーディブルで読んだけど、最後は紙の本にこだわった。
だって成瀬の声やあの喋り方を固定され(語彙がない)たくなかったから。
さすが完結編ということで、初登場の人物から既出の面々までオールスター。
成瀬あかりに照らされた人たち。
そしてやっぱり成瀬には島崎なんだな。
成瀬には成瀬の悩みや違和感もあるんだということがチラリと見えるが、これを私のような凡人がしたり顔で解説してはいけない。
自分が他と違うかもしれないことを解決するのは成瀬のお母さん。
お母さんのあの言葉は何より成瀬を表し、成瀬を100%受け止めていた。
そして島崎も。
誰よりも成瀬を理解していることがよくわかる結末。
他人と違うことは怖くない。
この続きは読んだ人たちの脳内で繰り広げられて行くのだろう。
成瀬にはなれないけれど、私も成瀬に照らされてると思いたい。
