
ちびっと
@chi-bit
2026年3月30日
In Love 認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間
エイミー・ブルーム,
神崎朗子
読み終わった
妻からの目線で描かれた本。最後の五日間と、思い出などが挟まりつつ、割と淡々と語られていく。夫側の心情はどうなのだろうと所々思いながら、はじめから少し泣きそうな気持ちのまま読み終えた。
辛さの比較は出来ないし、これが最上とも思わないけれど、こういった選択肢があることがあることで救われる部分もあると思う。
残された妻を思うと、一見この選択は過酷にも見えるけれど、実際祖父の介護などを思い出すと、妻を思うからの選択にも感じられる。
この立場になった時、この選択が自分にできるかは分からないけれど、数ヶ月呼吸困難で、毎朝、目が覚めるたびにまだ生きてると絶望し、今日もこの状態で生きなければならないのかと発狂しそうになっていた日々を思い出すと、それでも死ぬ権利が日本でも欲しいと思う。「死ぬ自由」があるから生きられることもあるんじゃないかな。