
Sanae
@sanaemizushima
2026年3月30日
「いきり」の構造
武田砂鉄
読み終わった
「いきり」に対するモヤモヤが大きくて、ぴったりの本を見つけて嬉しく読み始めた。
イキる人は何故か、「相手が知らないから(もしくは間違った考えを持っているから)教えてやろう」みたいな説教調で話す人が多く、うんざりしている。
著者の武田さんがいろんなテーマで「いきり」について考えていることに納得したりクスリと笑ったり。
「承認」というテーマのところに書かれていたが、承認欲求って依存症のひとつと思っているというお医者さんのエピソードはなるほどと思った。
一番名言だと思ったのは「いやいやそんなことないですよ」という謙遜って、正直、承認のど真ん中にある。
というところ。(p196)思わず声を上げて笑わずにはいられなかった。
自戒を込めて、心に留めておく。
デモにも参加するようになったので、きっと思想が強いとか思われることも出てくるだろう。だけど著者も述べているように「いきり」の対処法は「論理的に言表すること」を諦めてはいけない。それは理論武装として持論を押し付ける、ではない。意見を表に出す。おかしいことにおかしいと言う。(略)「いきり」の好物は考えない状態、誰も何も言わない状態である。
読み終えてみて、個人的に気になっている「ケア」や「ネガティヴケイパビリティ」の言葉と響き合う著書だなと思った。





