
tako
@tako
2026年3月25日
読み終わった
東畑さんの著書の好きな理由のひとつは
「日々ケアを行うのは素人である」という部分に
寄り添ってくれているところ。
問題を医師や心理士といった専門家が一時預かり、整理し解釈して、また素人に還してゆく、というスタンスが、分かってらっしゃるなー!と思います。
「何より、ケアするあなたが元気でいるために。
本質から小手先の技術まで、惜しみなく教えます。」
という帯の文章のとおり、
問題を抱えている本人の辛さではなく、それをケアする人の辛さのために書かれた本です。
そして、私も身をもって体験しているけれど、ケアは辛いだけではないということも書かれています。
『ケアするということは、相手を知っていくこと。
すると、相手が自分とは違うように世界を見ていることが分かってくる。
そのとき僕らは世界の深さ・広さ・豊かさを知っていく。』
『ケアには楽しいところもある。
雨にも緩急があるように、ケアをしていると案外面白いこともあるし、笑っちゃうこともある。
ケアする日々には虹が出ることもある。
その虹に出会えたのは雨が降っていたからですね。』
こうやって雨宿りしながら、ケアを続けていくために。
日常でケアをする皆さんにぜひ読んでほしい一冊です。
私もじっくり読み直そう。
