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@naschoko
2026年3月30日
ハムネット
マギー・オファーレル,
小竹由美子
読み終わった
借りてきた
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』が書かれる4年ほど前に亡くなった息子ハムネットに着想を得たフィクション。シェイクスピアの妻アグネスを中心に、二人の出会いや家族の死、そして死別から立ち直るまでを描く物語。
悪妻として語られることの多かったシェイクスピアの妻が、薬草の知識が豊富な「ほかには誰もしないような見方で世界を見てる」自立した女性として描かれているのが新鮮。
夫との関係も、大人気の劇作家と田舎に置き去りにされた年上の妻ではなく、それぞれ自分の世界を持ちつつも深い絆で繋がった対等なものという印象。
子を亡くした妻と夫が戯曲を介して向き合うラストが美しい。
