Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
705
705
705
@naschoko
2026.01-📚️ 主に小説を読みます 読んだ本の内容と感想メモ
  • 2026年4月1日
    魔女裁判の弁護人
    16世紀の神聖ローマ帝国。旅の途中で魔女裁判に遭遇した法学者が告発された少女の無実を証明する。 リーガルミステリという触れ込みだったけれど、魔女裁判が題材であるせいか「〜である/ではないはずだ」という推論メインで展開していく。法廷モノとして読むにはちょっと消化不良かなぁ。
  • 2026年3月30日
    ハムネット
    ハムネット
    シェイクスピアの戯曲『ハムレット』が書かれる4年ほど前に亡くなった息子ハムネットに着想を得たフィクション。シェイクスピアの妻アグネスを中心に、二人の出会いや家族の死、そして死別から立ち直るまでを描く物語。 悪妻として語られることの多かったシェイクスピアの妻が、薬草の知識が豊富な「ほかには誰もしないような見方で世界を見てる」自立した女性として描かれているのが新鮮。 夫との関係も、大人気の劇作家と田舎に置き去りにされた年上の妻ではなく、それぞれ自分の世界を持ちつつも深い絆で繋がった対等なものという印象。 子を亡くした妻と夫が戯曲を介して向き合うラストが美しい。
  • 2026年3月20日
    スモールワールズ
    夫婦、姉弟、親子、男女、先輩と後輩。小さな世界の中の人々の営みを描いた連作短編集。 人と人とが関わり合う中で生まれるいろいろな感情が詰まっている。きれいなものだけでなく、苛立ちやままならなさも。 傷害致死事件によって兄を喪った妹とその加害者の往復書簡『花うた』と十数年ぶりに再会した父と子の共同生活を綴った『愛を適量』が好き。
  • 2026年3月8日
    テスカトリポカ
    対立組織との抗争の末にメキシコから逃れた麻薬密売人と、日本を追われた元心臓血管外科医。ジャカルタで出会った二人は川崎で心臓密売ビジネスを立ち上げる。メキシコ人の母と暴力団幹部の間に生まれ教育を受けずに育った少年はその才能を見出され彼らの犯罪に巻き込まれていく。 麻薬カルテルや臓器売買といった「血の資本主義」と古代アステカの神々が混ざり合う異様な空気感。暴力描写に圧倒されてしまう。 凄惨な場面が多いのに不思議と読後感は悪くない。
  • 2026年2月21日
    消滅世界
    消滅世界
    人工授精が発達し夫婦間の性行為が近親相姦としてタブー視され、恋愛の対象は夫/妻とは別の恋人やキャラクターとなった世界が舞台。 「結婚」というシステムに相手を好ましく思う「愛」も、性的欲求を伴う 「性愛」も、子を為し命を繋ぐ「生殖」も必要ないとしたら、「家族」は何のために存在するのだろうか。 私がいる世界はいつでも「途中」でしかなく、私の思う「普通」は洗脳により作られているというのはその通りなのだと思う。 当たり前のものが崩れていく感覚が不気味で、同時に面白くもある。
  • 2026年2月17日
    心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている
    死者の魂が見える赤い左目を持つ大学生・斉藤八雲が事件を解決する。 大学生・小沢晴香が、廃屋で幽霊を見たのち様子がおかしくなった友人のために八雲を訪ねる「FILE1 開かずの間」、事故の多発するトンネルについて調査を依頼する「FILE2 トンネルの闇」、晴香の自宅に現れた親友からの伝言をめぐる「FILE3 伝言」の短編3篇収録。 タイトルは知っていたものの読んでいなかった本。母が持っていたので借りてみた。 思ったほどミステリ感はなかったけど、さらっと読めて楽しい。
  • 2026年2月5日
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる
    過去の事件のせいで世間から爪弾きにされているカニンガム一家。家族が顔をそろえた雪山のロッジで見知らぬ男性の死体が見つかったことから始まるミステリ。 主人公であるカニンガム家の次男で作家のアーネストが「信頼できる語り手」としてやたらと読者に話しかけてくる。メタ的記述が多くて読むのにやや引っかかるところもあるけれど、真相解明のパートは面白かった。謎解きしながら読むと楽しいかも。
  • 2026年2月1日
  • 2026年1月30日
    踊りつかれて
    踊りつかれて
    SNSでの誹謗中傷により自死したお笑い芸人と、週刊誌の捏造報道により芸能界から消えた歌手。その2人を追い詰めた83人の個人情報がネット上に晒される。被告人の弁護士は動機を探るべく関係者を訪れる。 冒頭の『宣戦布告』で一気に引き込まれていった。晒された「加害者」たちの人生が一変する様子は恐ろしく、現代の情報が持つ力の大きさについて考えさせられる。 後半は一転して関係者へのインタビューを通じて芸能人2人の過去が描かれ、「ただの芸能人」だった彼らが「悩み、もがいて生きていた実在する人間」となっていく。 SNSでの誹謗中傷に対する批判で終わるのではなく、人への愛が詰まった一冊。
  • 2026年1月26日
    十戒
    十戒
    リゾート施設開業のため9人の関係者たちが無人島の視察に訪れるが、翌朝そのうちの1人の死体と十の戒律が書かれた紙片が見つかる。島内にいる間、犯人を見つけてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動する。犯人に課せられた「十戒」に従う3日間。 『方舟』が面白かったのでこちらも続けて一気読み。ラストの衝撃も読み終えた後の余韻も『方舟』よりは弱いかも。とはいえ、こちらも面白い。すべて分かった上でもう一度読むとまた印象が変わりそう。
  • 2026年1月25日
    方舟
    方舟
    地下建築「方舟」に男女10人が閉じ込められ、そこで殺人が起こる。「方舟」が水没するまでの時間はおよそ1週間。1人を犠牲にすれば脱出できるという状況で展開していくミステリ。 水没しつつある地下建築という異常な空間、1週間というタイムリミットのもとで行われる犯人探しがスリリングで一気読み。 ネタバレを避けようと思うと「面白かった!」としか言えなくて困る…
  • 2026年1月24日
    Der letzte Satz: Roman
    Der letzte Satz: Roman
    作曲家グスタフ・マーラーの晩年を描いた小説。 死を目前にしたマーラーはニューヨークからヨーロッパへと向かう船の上で自らの人生を振り返る。 デッキで毛布に包まって思い出すのはトーブラッハでの日々、自身の病気、長女の死、年の離れた妻との関係など、美しさとそして後悔に満ちた瞬間だった。 偉大な音楽家としてのマーラーの物語を期待して読むとちょっと期待外れかもしれない。前半はややWikipediaに似た印象もある。 楽団員との確執、密な関係を築くことができなかった妻。孤立した中での「病に苦しみ、傷つき、絶望している。だが孤独ではない」という言葉が心に残る。
  • 2026年1月14日
    不時着する流星たち
    実在の人物や出来事に着想を得た10の短編。 現実と虚構が混じり合う、密やかで不穏、そして美しい物語。 ヘンリー・ダーガーを題材にした『誘拐の女王』とグレン・グールドを題材にした『測量』がいい。
  • 2026年1月11日
    HACK(ハック)
    暗号資産で得た利益への課税を逃れてバンコクで暮らすハッカーの樹生。情報屋からのマネーロンダリングの相談をきっかけに「陰謀世界」へと引き込まれていくというもの。 情報戦争、仮想通貨、特殊詐欺などの旬なテーマが2000年代の国際情勢や事件を背景にぎゅっと詰め込まれている。その一方で、ストーリー展開にはエンターテイメント性があって読みやすい。
  • 2026年1月7日
    さかさ星
    さかさ星
  • 2026年1月3日
    葉桜の季節に君を想うということ
  • 2026年1月1日
    一八八八 切り裂きジャック
読み込み中...
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved