村崎
@mrskntk
2024年9月29日

みずもかえでも
関かおる
本にはいろいろなジャンルがあり、読むタイミングで感じることが違ったりするので、一番!というのはなかなか決められないものですが、少なくとも「みずもかえでも」は私が2024年で一番泣いた小説でした。
「泣ける小説」というと、なんか変なバイアスがかかってしまうかもしれないけれど、でも感動して自然に泣いてしまった。
なにかに一生懸命な人はそれだけで尊い。そして失敗したとき、間違ったときにそれに向き合うことや乗り越えることはいつだって怖くて、勇気がいる。夢を追うこと、自分の芸術を信じること、こうやって書くと陳腐に聞こえるかもしれないけど、やっぱりすごく素敵なことだと思う!