みずもかえでも

7件の記録
- Natsu@puisshu2025年5月27日まだ読んでる借りてきた3分の2くらいは読み終わってると思うけど、まだ近い過去の清算も終わらないのか...。 読んでる途中で気になってた、主人公の対応に対する周りの印象が出てきてて「だよねー」ってなってる。逆に「分かるわー」とも思うからチョット辛いねw ハッピーエンドが好きなので主人公にはもうちょっと頑張ってもらいたい。
- 関根ママ@puchi19412025年3月12日読み終わったみずもかえでも 関かおる著 本日二冊目の本を読了。YouTubeチャンネル「ほんタメ」の「あかりん」が紹介していた10冊の中の一冊。 なぜこれを選んだかと言えば、帯に「辻村深月」の名前があったから、きっと面白いぞって思って。 いや、まさに予想通り面白かった。馴染みのない「演芸写真家」という職業に魅せられて、写真を志す女性。演芸写真家とは、落語家を撮る写真家なのだけど、そこは厳しい芸の世界。そして、そこは「女性」にも厳しい世界。そんな中で主人公は弟子入りした写真の師匠との約束を破って一枚の写真を撮ってしまう。 師匠に真実を言えないままに、演芸から逃げてウエディングフォトの世界に入った主人公の元に現れたのは、あの時無断でシャッターを切った相手の落語家だった! 本当にやりたいことに踏みだす勇気を持てない主人公の後輩は、熱意だけはあっても技術はおぼつかない青年。この物語はどこに行くんだろうかとドキドキしながら読み進め、ラストはちゃんと「大団円」最高の読後感でした。 夢は叶えるためにある。叶えるために行動するのは苦しい。でも、やるっきゃないよね。 #みずもかえでも #関かおる #ほんタメ
- あつこ@atsuko_books2025年3月7日かつて読んだ写真家と落語家が出てくるからだろうか、妙に絵が浮かび、音が聞こえる本だった。 15年以上前に住んでいた西武新宿線・武蔵関駅近くの踏み切りの前で動けなくなった自分と踏み切りの音を思い出した。 私にとって「逃げた」記憶として残っている場面。 辛かったら逃げてもいいよね、いや、人生はやっぱり逃げるだけで終わらせちゃダメなのか? ぐるぐる考えながら読んだ本。 考え足りない気がするから、また読みたいな。
- 村崎@mrskntk2024年9月29日本にはいろいろなジャンルがあり、読むタイミングで感じることが違ったりするので、一番!というのはなかなか決められないものですが、少なくとも「みずもかえでも」は私が2024年で一番泣いた小説でした。 「泣ける小説」というと、なんか変なバイアスがかかってしまうかもしれないけれど、でも感動して自然に泣いてしまった。 なにかに一生懸命な人はそれだけで尊い。そして失敗したとき、間違ったときにそれに向き合うことや乗り越えることはいつだって怖くて、勇気がいる。夢を追うこと、自分の芸術を信じること、こうやって書くと陳腐に聞こえるかもしれないけど、やっぱりすごく素敵なことだと思う!