
りなみ
@rinamintea7
2026年1月3日
デモクラシーのいろは
森絵都
読み終わった
多数決、国民主権、平等…今を生きるわたしたちにとっては当たり前に存在している価値観。
日本に「デモクラシー=民主主義」が根付いてまだ80年あまりしか経っていない。
その前の世界ってどんな感じだったんだろう…?と思いを馳せる。
GHQの命により集められた4人の女性たち。
そこで始まる、「デモクラシー」の導入実験。
この価値観は果たして彼女たちに、そして日本人に受け入れられるのか?
改めて、「民主主義」ってなに?と考えさせられた。
民主主義も決して完璧ではない。
ふわっとしているところもある。
問題もある。「多数決はバカが多いと困る」は名言だ。
でもそれはある意味「自由」であるということ。民主主義の最高権力者であるわたしたちが考えていかねばならないこと。
4人の女性たちがだれも個性的で、でもそれぞれ違った強さを兼ね備えていて、好きになる。
「デモクラシー」は彼女たちをどう変えるのだろうか?
てんやわんやの群像劇で読みやすいけど、今を生きる私たちに馴染んだこの価値観が決して当たり前ではないこと、「守るべき」「守られるべき」自由であることを感じさせてくれる。
