
夏河
@myhookbooks
2026年3月31日
みんなが手話で話した島
ノーラ・エレン・グロース,
Nora Ellen Groce,
佐野正信
読み終わった
興味深かった。
論文をもとにしているので、当たり前だけど、論文を読んでいるようだった。島の細かい時代背景、島の住民の分布や聾者と健聴者の時代ごとの比率、遺伝性であるとした経緯、調査方法、島と本土との違い、聾者の暮らしぶり、島民の聾者への意識、聾者の意識などなど。素晴らしい調査記録だった。
島民たちの手話も織り交ぜた会話のくだりが良くて、手話出来たら、そして、周りもみんな出来たら楽しいだろうなと単純に思った。
あとは解説を読んで、手話が言語という意識が私は薄かったなと思った。確かに言語だ。
いつか誰かと手話で話したい。
本編とは話がズレるけど、あとがきに映画のジョーズの撮影をした場所だったとか、ケネディ家と関わりが深かったり、民主党の元大統領たちが避暑に訪れると書いてあって、それも興味深かった。



