
不安定
@unstable_okyt
2026年3月31日

絶対安全文芸批評
佐々木敦
読んでる
著者と、書評家の豊崎由美との対談が良い。
付箋を貼った箇所をピックアップしてメモ。
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豊崎 佐藤亜紀さんの『ミノタウロス』みたいにタイトでコストのかかった文章が生み出された背後には、捨てた文章が厖大にあるはずですよ。…捨てたものがどれだけあるかというのが、その人の文章の豊かさにつながると思いますね。
(p.219)
豊崎 巧いあらすじが書けるかどうかは、ちゃんと読めてるか読めてないかにダイレクトにつながります。
(p.221)
豊崎 もともとが音楽家や劇作家の小説家って多いでしょう。そうすると、「小説まで書けるなんて、音楽や演劇は才能のある人がやるもんなんだなあ」と世間は思うわけですよ。ところが、これまで小説家を出発点にしてミュージシャンになった人はいないんです。となると、小説を書く人は随分無能だと思われてしまうのではないか。だから、これからは一度小説家として有名になった後で……。
佐々木 俳優になるとかね(笑)。
豊崎 そうそう。逆が良いと思う。
(p.228)
