本屋lighthouse "素面のダブリン市民ーーゆるふ..." 2026年3月31日

素面のダブリン市民ーーゆるふわアイルランド紀行
ドラキュラ関連の章で丹治先生の本が、ジョイスの『ダブリン市民』は結城先生の訳書が参照されていて、どちらも学生時代にお世話になった人なので懐かしいのとうれしいのとどっちも、であった。 私はこの時、生まれて初めて黒人のブラザーから「シスター」と呼ばれました。イギリス人は初対面の人に親しげな話し方をすることは少ないと思いますし、通常、黒人同士以外で「シスター」「ブラザー」みたいに呼びあうことは少ないので、たぶんこのブラザーは直観的に「これは人種差別だ」と思って、私を励ますつもりで「シスター」と言ってくれたのだと思います。(p.160) アイルランドを出てイギリスに足を伸ばした際に遭ったヘイトクライム被害の話が最後にある。「ゆるふわ」アイルランド紀行でも社会との接続がある、それをこうした形で示しておくこと。これもまた連帯の話。
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