
RIYO BOOKS
@riyo_books
2021年1月17日

イワン・デニーソヴィチの一日
ソルジェニーツィン
読み終わった
社会が作家に不当な態度をとっても、私は大した間違いだとは思いません。それは作家にとって試練になります。作家をあまやかす必要はないのです。社会が作家に不当な態度をとったにもかかわらず、作家がなおその使命を果たしたケースはいくらでもあります。作家たる者は社会から不当な扱いを受けることを覚悟しなければなりません。これは作家という職業のもつ危険なのです。作家の運命が楽なものになる時代は永久にこないでしょう。
──アレクサンドル・ソルジェニーツィン