せいこ "置き配的" 2026年4月1日

せいこ
せいこ
@seiko_415
2026年4月1日
置き配的
置き配的
福尾匠
最初するする引き込まれた割には途中からだんだん難しくなって、あちらこちらに論点が動く感じもついていくのが大変だったんだけど、この軸の動きをグルーヴだと考えたら、身を任せるのが楽しくなった。 わたしもコロナ禍以降、「社会と個人」「個人と個人」の接続の仕方が感染対策以上のレベルで何やら変わったことを感じていて、それをうまく言語化してくれた本だから、とてもありがたかったし、このタイミングで読めてよかった。 個人的には置き配的なものを全否定するのではなく、パッケージやポジションではなく、個人の経験や中身がクローズアップされる「置き配的でないもの」、例えば置き配の配達証明の写真にペットの芝犬をあえて映り込ませる配達員さんとか、『時の家』の薮さんの建てた家みたいに個人の記憶と共にある構造物とかの総量が増えればいいなと思う。 しかしながら、ところどころ矛盾と感じるところや引っかかり(専門職従事者としては、誰がやっても同じ品質で結果を出すのがプロの仕事だと思うので、そこに個性や人格や特別な経験をがっつり期待されると困る)はあったので、これから「置き配的」を踏まえて著者の思想や批評がどう展開するか、引き続き著作をフォローしていきたいなぁ。
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