あかねいろ "アルジャーノンに花束を〔新版..." 2026年4月1日

アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
チャーリイの経過報告(日報のようなもの)は、文の構成や言葉選びが徐々に変化していく。 急激にIQが上昇した初期から中期の文章や言葉選びには他者を顧みない独りよがりなものを感じたし(全能感、優越感など)、けれどストラウス博士に「だれにでも理解できるように、易しくわかりやすく書きなさい」と指摘されたあとにはそれらがなくなっているように見えた。 しかもそういった大きな変化だけじゃなく、日毎にもわずかに変化を感じることがあるからすごい。 一人の人間が一日一日変化していく様子を見ることができる(経過観察できる)というのは、改めてすごい体験だなと思った。
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