
あかねいろ
@aKn327bqPd
2023年春頃から本を読み始めました。
ペースはまちまち。
ミステリー系が好き。
- 2026年8月24日
猿京極夏彦買ったタイトルと表紙に惹かれて衝動買い。(初の京極夏彦作品) "何かが居るような気がする表紙"がとても素敵。 「誰か居るんですか…?」的な不安由来の恐怖感の表現だと思うんだけれど、好みセンサーにぴしゃりと刺さった。 (電子版だと結構がっつり見えているけれど、紙版だと意外と見えづらい) - 2026年8月19日
- 2026年8月16日
翳りゆく午後伊岡瞬読み終わった読了~~~! 読む前のワクワク感を上回る面白さで大満足……。と同時に、やはりこういった湿っぽいリアリティーのある作品が自分の好みなんだなぁと改めて自覚。 ※以下ネタバレ含む感想※ 本作品は『高齢者が起こす運転事故、また免許返納問題』が主柱に構成されているだけあって、やはり自身の家族のことも考えさせられた。高齢者が事故を起こした直後の世間の反応などが細か~く、それはもう想像するのも嫌になるほど細か~く描写されており、読んでいるだけで気が滅入りそうになった。 作中の雰囲気を振り返ると、とにかく不穏、不穏、不穏の連続だったように思う。(しかしこれがめちゃくちゃ良い) 事故が起きる前の予感的な不穏、事故が起きた後の"事件性"を巡る不穏など、とにかくサスペンスミステリーの好きなところが凝縮されているような作品だった。 更に物語後半では主人公家族の不和が生み出した、いわば"翳り"のような事件の遠因が明確に描写されており、これがなければもう少し事態は好転していたんじゃないだろうかと思えてしまうほどに納得感のある内容だった。(この家庭内不和の描写は、なんとなく『殺戮にいたる病』を思い出した) 終章とその手前には『もしもの可能性』を示唆する内容が武の手記を交えて書かれていたが、これがまた敏明(主人公)、武(事故を起こした敏明の父(80))、幹人(敏明の息子)の三視点の思惑や願いが複雑に絡まっていて切ない。 ネタバレを気にせず言ってしまうと、中盤から敏明は自己保身のためにシラを切り始めるのだが(死体のようなものを見つけたが、結局見なかったことにした)、その判断を察した息子と父の反応が特に切なかった。 サスペンスミステリーを余すことなく堪能したのはもちろん、終章に描かれていた武の手記では人情味も味わうことが出来て、本当に大満足の一冊だった。どうか彼らの今後が、翳りに負けないぐらいに輝いてくれることを祈る。 (メモ:p241.武が夜間ドライブに依存するようになった理由が心に沁みた) - 2026年8月9日
- 2026年8月9日
禁忌の子山口未桜読み終わった読了! まず、『禁忌の子』というタイトルが真に作用する対象はそこになるのか~という驚き。読む前の予想が良い意味で裏切られた。 倫理よりも論理を信じて導きだされた物語の結末はかなり意外なものだったけれど、登場人物たちが紡いだこの結末には作者の願いも含まれていたりするんだろうなと思った。 そしてなにより城崎が好きすぎる。優しいやつだよお前は! - 2026年7月20日
- 2026年7月19日
ヨモツイクサ知念実希人読み終わった面白かった~。 読んでる最中に何度か『天使の囀り』を思い出したけど、読み終わってみると全く別の読後感に包まれた。 ※以下ネタバレ含む※ 最後の展開は思わず「お前かーーーい!」てなった。一ページ丸々ぶち抜きで使ってたのもインパクト大。 なんとな~くで「姫野と小此木がタッグ組んでるんちゃいますの~?」て胡乱な推理をしていたところにあの暴露だったので、かなり良い衝撃を受けた。(本当にいつまでも推理が上手くならない、コツとかあるのかな) 佐原茜がベクターだと判明したあとで、四之宮が「佐原……」と死の間際に呟いたシーンを振り返るとかなり切ない気持ちになる。 ベクターが判明するまでは、今後佐原茜という友人に迫りうる危険を思っての台詞だと思ってたけど、本当は、目の前に居る友人の姿をした怪物に一縷の望みを込めて語りかけた言葉だったんだろうなって……。(四之宮好きだったなぁ……) 終わり方もすごく自分好みだった。知念実希人さんの作品を読むのは今作が初めてだっけど、また別作も読んでみたいと思った。 - 2026年7月15日
ヨモツイクサ知念実希人読んでる半分ぐらいまで読んだ。とにかく面白すぎる。 正体不明の『何か』、またはそれが関係しているであろう原因不明の『何か』と主人公らが相対したときの緊迫感、不安感、高揚感が凄まじい。 また、医療描写がす~~~っごく生々しい。自分はもちろん医者ではないので、医療経験など絆創膏やテーピング程度のものしかない。それなのに、どうしても嫌に生々しく捉えてしまう。想像力が豊富な人がこれを読んだら気分が悪くなるんじゃないかと心配になるほどに。(個人的に、患者にメスを入れる感覚が日常のあるシーンで例えられていたところが一番苦しかった) とりあえずは、主人公が死に急がないことを祈りながら読み続ける。 - 2026年7月11日
ダクダデイラ餅屋蛾気になる本屋に行ったら売れ筋ランキング上位のポップに飾られて並んでいた。 前にYouTubeで紹介されているのを見たときから気になっていたので、いつか読みたい。 余談だけれど、以前SNSで 『小説という媒体は、「わたし優等生です」「お上品ですわよ」という顔をしながら、とんでもない問題児が当然のように平積みされたりしている』 といった話題を見かけて、それを意識しながら改めて書店を眺めてみると、たしかに…と少しおかしくなってしまった。 - 2026年7月8日
- 2026年7月4日
同姓同名下村敦史読み終わった登場人物の九割が同姓同名ってどうなっちゃうんだこの小説~~~と思いながら読んでいたら、途中から(流石にこの展開は無理があるのでは…?)と感じだしてしまった。 ※以下ネタバレ含む※ 本作品は"登場人物のほぼ全員が『大山正紀(おおやままさのり)』"という前提を置いたうえで、"猟奇殺人を犯した大山正紀"、"大山正紀を殺害した大山正紀"、"大山正紀に殺害された大山正紀"、"何者かに襲われた大山正紀"など、どの大山正紀が何をした大山正紀なのかを推理していく内容になっているわけなんだけど、正直、『大山正紀(おおやままさき)』という女性が出てきた辺りから、なんでもありじゃねぇかという萎えの気持ちが湧いてきてしまった。 読後感としては、叙述トリックに完璧に嵌められたとき特有の「あっぱれ!」感や「くやしい~!」感は薄く、どちらかというと初見殺しを食らったような気分になった。 でもやっぱり、登場人物が全員同じ名前という設定はとてもわくわくした。 また、本作は物語の性質上、昨今も過激になり続けているSNS上での誹謗中傷にも焦点が当てられているが、本編の最後で大山正紀らが語っていたことが作者の本音というか、声を大にして言いたいことなんだろうなぁと思った。 - 2026年6月28日
悲鳴櫛木理宇読み終わった櫛木さんの作品はまだ五冊ほどしか読んでないけれど、そのなかでもかなり明るい終わり方をしたのでビックリした。 ただ、喉に絡むような重苦しいテーマと内容に反するあっさりさっぱりとした独特の読み味は、やっぱり櫛木さんの作品だとも思わされた。 この作品の舞台は、平成生まれの自分が想像していた『昭和時代の男尊女卑社会』を更に凝縮して煮詰めたような世界観で、正直誇張なんじゃない?と思ってしまう程だったけれど、しかし、身の回りにある生活を見返してみると、その凝縮された価値観の残滓みたいなものを感じたりもする。 古くから形成されている男女の役割みたいなものは、それはそれで大事なことだとは思うけれど、まずは一人一人の人間として接していかなければならないなと、改めて思い直した。 - 2026年6月13日
- 2026年6月9日
同姓同名下村敦史読み始めたある殺人事件をきっかけに、様々な「大山正紀」たちの人生が変わっていく物語ということで……。 どう足掻いても事前予防することができない"名前"という究極的な運命に振り回されることになる大山正紀たちのこれからの人生がどのように変化していくのか……。めちゃくちゃ気になります。 - 2026年6月6日
- 2026年6月3日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった中盤以降、ひたすらに「そうなるかぁ~!」の連続だった。 読み終えると、インタビュー動画で語られていた、タイトルの"イン・ザ"の部分が深く理解できた。 確かにこれは、熱狂の中に居る自分を誇る者たちの物語だった。(それが強がりかどうかは置いておくとして) 同じくインタビュー動画で、"終わり方に希望を見出だす人、絶望を見出だす人とで結構別れてます"といった内容を朝井さんが語っていたが、個人的にかなり絶望寄りの終わり方だなと思った。 久保田と澄香がその印象のほとんどを担っているような気はするけれど、ただ、一度自分を使い切って、これからやり直そうと思えた隅川にだけは、少しの希望を感じられた。 兎にも角にも、朝井さんの小説はやっぱり怖いなと思った。 - 2026年5月13日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読んでる推しを失うという経験を未だしたことがない自分からすると、隅川絢子が歩もうとしている物語の方向が、正直不気味で怖いと思ってしまった。 でも、推しという存在を生きるための支柱にしている人からしたら、こうなるのも無理はないんだろうなとも思ってしまう。 自分もいわゆる推し活をしている身ではあるけれど、人生に彩りを添える程度の感覚でやっているから、同じ体験をしたとしてもこうはならないだろうなと思う。(たぶん) でも、そこまで熱中できる人たちが羨ましいと思ってしまう事実も否定できずにいるからむず痒い。いつものとなりの芝生現象。 - 2026年5月3日
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない溝口ケージ,鴨志田一かつて読んだ活字本も読みたいなぁと思い始めた時期、直近で見たアニメから興味を引かれて読んだ作品。(青ブタを読んでから活字モチベがかなり上昇した気がする。ありがとう青ブタ) 原作ではつい最近本編が完結して、アニメも遂に最終章。 シリーズものが完結を迎える寂しさはいつになっても慣れない。 - 2026年4月28日
- 2026年4月26日
バカとテストと召喚獣葉賀ユイかつて読んだ本と言えば漫画!としか思っていなかった学生時代に読んだラブコメ系ライトノベル。 当時思春期真っ盛りだった自分にはぶっ刺さりすぎるおバカギャグ展開に毎巻爆笑していたのを思い出す(でもたぶん今でも爆笑できる) 今思うと、この作品のおかげで活字本に対する苦手意識みたいなものが無くなったりしたのかなぁとか。読書体験的には、本当に漫画に近かった記憶。 あと今思い返しても、『ムッツリーニ』とかいう思春期特効のあだ名はズルすぎる。
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