
北本新聞縦覧所
@kitamoto_juran
2026年4月1日
御社のチャラ男
絲山秋子
読み終わった
面白かった。
チャラ男こと三芳部長に対する周囲の独白で構成されている。
そこで描写されているのはチャラ男そのものではなく、チャラ男を軸に周囲が組織・人に影響を受け、影響を与えている様子だ。
最後にはチャラ男のひと突きによって組織が壊れる。しかしその破壊も良し悪しではなく影響に過ぎない。登場人物たちはそれに応じた人生に歩みを進める。
組織の中にいる時も「仕方ない」で多くのことは進むし、組織がなくなっても「仕方ない」で歩むしかない。そんなことを考えた。
