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@nininice
2026年4月1日
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
ルル・ミラー
読んでる
「どんなに自分が特別に思えたとしても、本当のところは、おまえはアリ一匹と変わりはない。アリよりちょっと大きいかもしれないが、アリより大事ってわけじゃない」
わたしも、波打ち際に大量の鰯が死んでいる映像をニュースで見て以来、この父親と同じことを考えている。わたしもこの死した魚一匹と全く同じ存在だと。
「命名は蜜のように甘く、幻想の万能感をもたらす。美しき秩序の感動が湧きあがる。名前を与える、この世にこれほどの癒しが、果たしてあるだろうか」
この数ヶ月、人間の持つ知的欲求について、名付けと所有について、未知のものを未知のままにはできないのか、ということについてを考える読書が続いている。『森は考える』『夢の城』『プレイグラウンド』『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』『森の人々』など、共通のテーマが浮かび上がる。この本も、その並びに置けそうで、読み進めるのが楽しみ。
