J "ファシズムの教室" 2026年4月1日

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@pineapple_lover
2026年4月1日
ファシズムの教室
「人々がヒトラーを積極的に支持したのは、それによって少なくとも意識の上では『自由』を感じることができたからだった」(p.45) 確か大学時代にポルべニールさんで購入したと思う(この本屋さんのために大船に住みたかった)。 高校から理系に振り切り、大学受験のために社会科は地理だけやっとればいい的戦略だったため世界史はすっぽり頭から抜けていて、「旅行先で手を挙げる時は✊とか👆しとこかな〜」くらいの解像度。それではいけないな〜と買ったはいいものの本棚で熟成させていた……。 本棚で寝かせている間もそれ以前もそうだっただろうけど、このタイミングで読むとますますファシズムを醸成する空気はめちゃくちゃあるよなと苦い気持ちになる。 今までは、なんでそっちの行く末が苦しい方を支持するのか全然分からない!くらいに思っていたことも、強い人の指示のために普段は禁じられていることができる(それも他人の責任という形で)ことの自由を感じるから、という一つの背景が分かっただけでも読んでよかった。 (ちなみに「そっちの」と言ってしまう私も、まだまだ政治や社会に詳しくないせいで二分的な解釈しかできてないよな〜と思っている。) 先日「接客の勉強になるから」と勧められて流し見していたテレビ番組で、「ポリコレ」への敵意を感じてげんなりして見るのやめたってことがあった。私は世の中で少数派の面もあるからポリティカル・コレクトネスは必要だとたまたま思えているのであって、「タブーに踏み込んでいくことが面白いのだ」というメッセージを日々受け取っていたらどうなるか分からないという怖さも、もしかするとあの時感じたげんなりの正体だったかも?
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