
図書館マン
@tosyokan-man
2026年4月1日
それがやさしさじゃ困る
植本一子,
鳥羽和久
読み終わった
図書館本
読んでいて、マルクス・アウレリウスの『自省録』を思い出した。これを読んだ親御さんは己の育児を振り返って猛省するんだろうけど、たぶん著者が自省して克己するために書いた本なんだろうなぁ……と。
平易な言葉遣いなのに、読んだだけでは真髄のようなものに近づけたような気がしない。着目している観点は生徒たちの日常とよくある光景なのに、著者の観点の捉え方がコペルニクス的転回なので、一回読んだ後に「……うん?」といった心境になる。
わかる、わかるんだけど、きっと著者の考えてることはそういうことじゃないんだよねって、わかるような。
簡単に分からせてくれないミステリアスさ。
読んだのに読んだ気がしない本というのも、珍しいな~と思った。
コレは読書会に選ぶべき本だな。



