本の読みかけ
@yomisusu3363
1900年1月1日
教養主義の没落
竹内洋
読み終わった
ゼミのために読んだが、データと知らない概念または身近になかった概念が多く、あまり良く分からなかったということが、本音です。本書の題名である「教養主義の没落」は明治維新から昭和にかけて、上京した大学生のなかにあるアイデンティティの形成としてに主題がある。文学部を中心としたスポーツに関わってこなかったが、就職とは異なる価値を生み出そうともがいていた地方からの上京大学生における清貧さと学問的な成長志向が教養主義者というカテゴリー、またはコミュニティを作ったということであった。しかし、現代の大学のレジャーランド化が進んだことで、その教養主義者たちが隠れてしまったこと、または大学内にその地位が見つからなくなってしまったことが、大学内における教養主義者の非顕在化、没落ということになった。現在では、谷川やすひろさんなどの論じる通り令和人文主義という形になり、インターネットなどのコミュニティにおいてそのネオ教養主義者の居場所が移されていると考えることが一般の見解であるらしい。僕個人的には教養主義という言葉や何かアマチュアとして突き詰めるという「営み」が広く一般化したことが令和人文主義に詰め込まれているとも感じた。