
doji
@doji_asgp
2026年4月1日
読み終わった
じぶんは特にファッショナブルなほうではないけれど明確に着たい服のイメージがあって、服を買うときにはいつも決まったブランドやセレクトショップのwebサイトを隅から隅までみてほんの数点だけ気になったもののうち予算に合うものだけを買う。何年も着続けるためにそれなりの価格のしっかりしたものを買うから、いつも買い物は真剣勝負そのもの。そのときの基準といえば、ゆったりとしてからだの線が目立たないこと、素材にこだわられているもの、リラックスできるもの、シンプルであること、そして性別を感じさせないこと。それはじぶんのジェンダーアイデンティティと結びついていることに、そこまで真剣に考えてこなかったけれど、たまたま手に取ったこの本に、いままでの不安やかなしみを言い当てられたような気がした。店舗で買うときにメンズコーナーにいくのがいやだったし、だれかに試着しているところをみられるのも、なにかコメントされるのもいやだった。服からじぶんをアイデンティティを考えることを、どうしてしてこなかったんだろうと思う。そしてそれを理解してくれるパートナーがいるときっと心強いのだろうなと、ひさびさにそんなことを思った。
