
saki
@53hon_to
2026年4月2日
スノードームの捨てかた
くどうれいん
読み終わった
図書館で借りた
6つの短編集。どれも淡々と進んでいく、抑揚のない(大どんでん返しがあるようなものに比べて、という意味で)展開だったけれど、するりと心に入っていく物語たちだった。
登場人物たちの、今後の人生において何か引っかかりをおぼえているのとか、過去に囚われすぎているのが妙にリアルに感じられたのは、彼等彼女等と同年代の自分も似たような思いや考えを抱いて生きているから、なのかもしれない。
それにしても、れいんさんのことばはエッセイでもフィクションでもするする入ってくる。ひらがなのやわらかい感じと、独特なオノマトペ(缶を開ける「ぷし」とか、トースターの「きん!」とか)が特にするする入ってくる。不思議。

