

saki
@53hon_to
音楽を好み文章を書くタイプのオタク📚🎧⛩️🐈
- 2026年2月20日
あしながおじさんジーン・ウェブスター,岩本正恵読み終わった買った谷川さん訳と岩本さん訳を同時読み。 岩本さんジュディは女の子の等身大の気持ちが描かれているなあ、と思った。 あと自分の読解力の乏しさゆえなのだけど、谷川さんの独特な表現に(?)となったあと、岩本さん訳を読んで「あ〜なるほどそういうことだったのね」と理解することが多々あった……。読解力上げたいね……。 - 2026年2月20日
あしながおじさんジーン・ウェブスター,安野光雅,谷川俊太郎読み終わった図書館で借りたあらすじだけ見るとシンデレラストーリーだな、と思ってしまうけれど、手紙のひとつひとつが可愛らしくて愛おしい。ときどき不機嫌を丸出しにするあたりがより可愛くて癒された。 おなじ物語でも、翻訳によってかなり印象が変わるのがおもしろい。谷川さんジュディはより明るくて溌剌な感じがした。 これもどちらかといえば児童文学用なのだろうけど、他の翻訳バージョンも読んでみたい。わたしはだいぶ大人なのでだいぶ早い段階であしながおじさんの正体に気づいたけれど、やっぱりラストまでわからないものなんだろうか。不可能だけど、子どもの頃の自分に読ませて問いかけたい。 - 2026年2月14日
放課後の音符(キイノート)山田詠美読み終わった再読むか〜〜〜し読んで(しかも途中まで)それっきりだったのが急に懐かしくなって手にとった。 途中までしか読めなかった頃は「この娘たち、なんて大人なんだろう」と思っていたのだけど(だからたぶん、途中までしか読めなかった)、久しぶりに読んだ率直な感想は、「この娘たち、なんて大人ぶっているのだろう」だった。そう思ってしまうくらいには自分は齢を重ねたってことなんだろうな。 それでも、大人でも子どもでもない、どっちつかずのもどかしい時間はひたすらまぶしいもので、心の中に眠っていたティーンエイジャーのわたしは「ちょっぴりうらやましいと思ってしまったりもした」などとつぶやいていたよ。 - 2026年2月11日
しじんのゆうびんやさん斉藤倫,牡丹靖佳読み終わった図書館で借りた心地よい読書体験だった。てがみである詩はもちろんのこと、「かたつむりのはやさで、夏がとおざかる」とか、「(木々が落とした葉を)じめんが、うれしそうに、そのおさがりを着こんでいた。」とか、表現がやわらかくてかわいくて、かつわかりやすい。 読む人がどんな人かはわからないけれど、思いを届けるために、人はことばを紡ぐ。それを読んで、わたしたちは元気をもらったり優しい気持ちになったり、ときに涙したりする。詩って、ことばって、すごいなあ、と改めて感じた物語だった。 - 2026年2月9日
今日もピアノ・ピアーノ今日マチ子,有本綾読み終わった図書館で借りた何もかもが中途半端な少年がピアノに出会い、夢中になれるものや他者との関わりを通じて自分を見つめ直す物語。 何もかも中途半端だ、と感じる気持ちには思い当たることがありすぎて、読みながら「ワーッ」って叫んでしまいそうだった。笑 誰かに言われた、誰かはこうしていた、誰かと比べて、じゃない。主軸は絶対に自分。これは本当に大切で、児童書だけど、大人にもものすごく響くなあ……と感じた。 子どもながらの素直さ、同級生だからこそ痛いところを突いてくる感じ、見守る大人たち。登場人物みんなすてきだった。 - 2026年2月8日
あなただけの物語のためにあさのあつこ読み終わった図書館で借りたあさのあつこさんといえば『バッテリー』で、『バッテリー』はわたしの読書の原点でもある。 そんな思い入れの強い、憧れの作家さんが過去を振り返り、「自分の夢を語れなかった」「わたしはわたしを信じきれなかった」と仰っていて、ものすごく共感したし、勝手ながらものすごく励まされた。 世の中にあふれている誰かが書いた紛い物(言いかたすごい)の物語は、時に行く手を阻むものにもなり得る。そうだよね、惑わされてはいけない。心がけておきたい。 図書館で偶然目が合って借りたのだけど……この本は手元に置いておきたい!買う! - 2026年2月7日
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読むかまど,みくのしん読み終わった図書館で借りた『ごんぎつね』のときも思ったけど、みくのしんさん(本名なの知らなくてびっくりした、すてきなお名前)の読書は本当にダイナミックで、五感をフルに使っているなあ、と感動。だからこんなにもピュアで素直な感想が生まれるのかな……そしてかまどさんのサポート(ときにツッコミ)もほどよくていいな〜と改めて思った。かまどさんのツッコミのおかげで読者もテンポよくこの本が読める。😂 かまどさんがあとがきで書いていたように「自分の読書を卑下してしまう」瞬間がわたしも何度もあったけれど、でもそれをふまえてなお(物語ってすごいなあ)と思う。小学生以下の感想。でも本当に、正しい読み方なんてないし、どんな感想を抱いてもいい、ってすごい。さらに読書が好きになった、わたしは。 『走れメロス』は学生ぶりに読み、そのほかは初読。せっかくだからあとからまた再読してみようと思う。今度はわたしなりの読み方で! - 2026年2月2日
アフター・ユー一穂ミチ読み終わった買った物語の軸がずっと「遺された側」の人たちであるから、本当のことはもう、本当にわからない。やるせないけれど、受け止めるしか術はない。癒えることはなく、ずっと続いていく。ラスト、青吾が涙したのは「受け止めた」からなのだろうな、と切なくなった。 ミステリー要素やファンタジーな展開があり、ついぐいぐい読み進めてしまったのだけど、ふいに(自分はものすごく軽薄で残酷な人間だなあ)と思ったりもした。 幸運なことに、わたしは不慮の事故で大切な人を喪ったことがない。だから、青吾や沙都子の状況を自分に置きかえてみようとしても、脳が拒否して想像すら無理だった。あり得ない物語ではないのに。 - 2026年1月31日
- 2026年1月24日
木曜日にはココアを青山美智子再読もう何度目になるかわからない再読。それなのに、あい変わらず登場人物たち一人ひとりに共感して、一緒に涙ぐんで、一緒に笑った。今回いちばん泣いたのは『きまじめな卵焼き』。 青山美智子さんの紡ぐ物語はどれも大好き。その中でも、『ココア』はものすごく大切。いちど諦めて、だけどもう一度、と夢を抱くきっかけになった一冊。 そんな原点ともいえる物語を読み返して、まさしく原点に立ち返って、また頑張ろう、と思った。頑張ろう。 - 2026年1月18日
新装版 続・森崎書店の日々八木沢里志読み終わった買った続編を即読破。もうずっと「桃子さん〜〜桃子さん〜〜〜!!」と言いながら読んでいた。展開的にそうなるかな……と予想していたにしても……ううう😭 読みながら、「時薬」という言葉を思い浮かべた。どんなに悲しくても辛くても、生きていく限り日々は続く。少しずつ前を向けるよう、日々は流れていく。日々をたゆたいながら、人は再び歩き出す。 この先も、生きていくと悲しいことや辛いことがあるはず。そんなとき、きっとお守りのような存在としてこの本のことを思い出すだろう。そう確信した。 そういえば、気になることがひとつ。 結局サブさんって何者なんだろう。……って、詮索するのはよくないかな。笑 - 2026年1月14日
新装版 森崎書店の日々八木沢里志読み終わった買った神保町の古書店を舞台に、すり減っていた心を本と人の優しさが癒していく物語。「日々」とつくタイトル通り、何気なく過ぎていくひととき、それがゆるやかに流れていくさまを読んでいく。その心地いいことといったら! 登場人物みんなが魅力的で、神保町に行って彼等がいないか探したくなった。古本のまち、いつか行きたいものだ…… - 2026年1月12日
ふつうの人が小説家として生活していくには津村記久子気になる読みたい - 2026年1月11日
本の話はどこまでも根津香菜子,青山美智子読み終わった買った大好きな青山美智子さんが!本について語る本だって!!と勢いよく飛びついた一冊。これまでに読んできた本、創作活動やデビューに至ったいきさつ、小説の書きかたやモットーについて大いに語られていて、でもインタビュー形式ということもあって「読む」というより「聞いている」という感覚が近く、新鮮な読書体験だった! 青山さんの書く世界は、誰もが物語の主人公であって、その誰の思いをも取りこぼさないところが本当に大好きなのだけど、登場人物たち「みんな本当に幸せになってほしい」という気持ちが強いからなんだなあ、と感動して涙が出た。そして、だからわたしも青山さんの書く世界が大好きなんだ……と再認識。 そんな青山さんも、デビューに至るまでの道のりは長かったと知り……「諦めるきっかけがなかった」「好きだから続けてこられた」ということばに、強く勇気づけられた。心から、この本を読むことができてよかった、と思う。 - 2026年1月9日
まぬけなこよみ津村記久子読み終わった買った季節のことばから昔のことを懐かしんだり、その時期に対する思いを語ったりするお便りのようなエッセイ。『やりたいことは二度寝だけ』でもそうだったけれど、津村さんのことば選びのセンスがすばらしく、しょっちゅうツボに入って笑ってしまった。 あとがきで、「生活のことをエッセイにする、というのは、(中略)必然的にこれまで生きてきた記憶を総動員しなければならなかったということなのだろうと思う。」と書かれていたのと同じように、わたしも季節のことばから自分の記憶を芋づる式にするする思い返していた。季節と記憶は深く結びついている。 楽しくて一気に読んでしまったけれど、その季節ごとに読み返すのもまた楽しそう。二週目はそんな感じで読んでみようと思う。 - 2026年1月9日
読み終わった買った以前、書体設計士さんのドキュメンタリー番組を観て(なんて緻密で繊細な仕事なんだ……!)と感動して以来、ひそかに憧れていた書体設計士/書体デザイナーさんの物語。 仕事内容だけでなく、そもそもどんな書体があるのか、ひとつの書体ができるまでの過程、「読みやすさ」とは何かなど、ふだん何気なく目に留めている書体というものがどれほど日常に溢れ、どれだけの情報を伝えているのかを再認識できた。同時にディスレクシアという障害についてもはじめて知り、自分にとってのあたりまえは他の誰かのあたりまえとは限らないのだよな、と改めて思った。 「やりたいことはとことんやる!」という性分だという高田さん。こういう熱い思いが、社会を変える一歩になるんだなぁ。すてきな物語だった。 - 2026年1月1日
こんにちは川島小鳥,谷川俊太郎読み終わった積んでた2026年のスタートは今年も俊太郎さんの詩集。『春に』や『朝のリレー』など有名な詩も収録されているけれど、とくに心に響いたのはこのタイミングならではのこの一句。 年を越す猫も杓子もわたくしも - 2025年12月21日
花屋さんが言うことには山本幸久読み終わった図書館で借りたブラック企業を辞めた主人公が、花屋の仕事や花を求める人との関わりを通じて新たな希望を見出していく物語。 花を求める人に寄り添う優しさが心地よくて、ほんの少しだけ描かれたファンタジー要素がちょうどよくて癒される一冊だった。 花言葉はもちろんのこと、古典の引用や歌(まさかこの本できのこ帝国に再会するとは!笑)からも、人はずっと、誰かを思うとき、日常を彩りたいときに花を求めるんだなあ、と再認識した。 しかし何とも絶妙なところで終わるなあ!とは思う。笑 - 2025年12月13日
ぼくの色、見つけた!志津栄子,末山りん読み終わった図書館で借りた色覚障害のある主人公・信太朗が、両親、担任の先生、クラスメイトたちとの関わりを通じ、自分の「世界の見えかた」と向き合う物語。 色覚障害が気になって読んだのだけど、自分のあたりまえは世界のあたりまえではない、そうわかっていたはずなのに、無意識下では混同していたかも、とハッとした。 信太朗だけでなく、過保護ぎみな母親にも見守る父親にも葛藤があって、クラスメイトにも悩みがあって、「自分ひとりだけが大変だ!」とならないのがよかった。きっと、「大人なら悩まない・悩んでもどうにかできる」みたいな認識も、子どもからしたら当たり前なんだろう。大人だって先生だって、誰だって悩みがないことなんてない。弱さを見せてもいい、と伝えられる平林先生みたいな大人になりたいな、と心から思う。 - 2025年12月13日
翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅上白石萌音,河野万里子読み終わった買った『赤毛のアン』はあまりにも有名だけど、実はちゃんと読んだことないな……?と思い至り手に取った一冊。 萌音ちゃんの翻訳、それも十分すてきだったけれど、河野さんの手解きを受けてどんどん「物語」になっていくのが本当にすごかった。 言葉はひとつ、だけどそれをどう表現するか。翻訳の奥深さを実感した。
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