Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
saki
saki
saki
@53hon_to
音楽を好み文章を書くタイプのオタク📚🎧⛩️🐈
  • 2026年5月25日
    本と子どもが教えてくれたこと(988)
    『ぐりとぐら』や『いやいやえん』など、数々の名作を生み出した中川さんの自叙伝。まるで隣に座ってお話を聞いているかのようだった。 子どもを一人の人間として見つめる、中川さんのご両親の教育がまずすばらしいし、家族の愛情とたくさんの本ではぐくまれた「まずは飛び込んでみよう!」という中川さんの好奇心もすてき。そのワクワクが今もなお絵本や童話を通じてたくさんの子どもに伝わっているのだなぁと感じた。創作をする身としては、「子どもの本の書き方は教わってわかるものではない。図書館の本を全部読んで、自分でつかむもの」という言葉に励まされた。 姉が使っていた国語の教科書に載っていた『くじらぐも』の作者が中川さんだったのをはじめて知り(わたしの教科書は角野栄子さんの『サラダでげんき』が載っていたことも思い出した)、さらにその物語に込められた思いを知り、ただただ感動。平和であってほしい、どの国もどの場所もどの子どもも、みんな。
  • 2026年5月24日
    プレゼント
    プレゼント
    ものすごい顔ぶれですごい(語彙の限界)
  • 2026年5月23日
    ブルーラインから、はるか
    ブルーラインから、はるか
    広島の尾道から愛媛の今治を結ぶ「しまなみ海道」を、自転車で渡り切ろうとする、少年たちのひと夏の冒険譚。途中途中で大なり小なりアクシデントがあったり、何気ない会話から相手のことを知ったり、とドラマもあって、物語にぐいぐいのめり込んだ。 ほとんど素性を知らない相手でも遠慮なく話せるあたりが小学生らしいなあ、と思いつつ、抱えている悩みやわだかまりは結構重かった。現実逃避だろうが無謀だろうが、成し遂げたい、という強い気持ちがまっすぐ伝わってきて、よい読後感だった。
  • 2026年5月12日
    小鳥とリムジン
    「生」の物語であり、「性」の物語でもあった。 中盤までは、小鳥の人生に降りかかるものがだいぶ重たくて、読んでいて「うう〜……」と思うことも多かった(そして、自分がこれまで、いかに幸せに生きてきたかを実感させた)。 理夢人との出会いも、親友・美船との思い出を反芻することも、小鳥が光さすほうへ歩き出すきっかけではあるけど、いちばんは、父親かもしれないコジマさんとのやりとりがあったからだ。境遇を考えると、「もう誰とも関わりたくない」と思っても当然なのに、(仕事のような感じとはいえ)人を助けようと考えた小鳥だったからこそ、明るい未来を切り開くことができたのだろうな、と。 終盤は、性行為=愛なのか?と疑問を呈したけども、理夢人だけじゃなく、これまでのコジマさんや美船に対する思いも愛であって、いろんなカタチの愛があること、小鳥がそれを自覚する過程を糸さんは描きたかったのだろうな、と、感じながら読了した。よい読後感だった。
  • 2026年5月6日
    白いしるし
    白いしるし
    強烈な物語だった。 笑えなくなってしまうほど恋にのめり込む、という経験がないから、底のみえない恐怖に似た気持ちを抱きながら読んでいた。 登場人物全員が、なんというか狂っていて(当てはまる表現が思いつかない)、正直共感はできなかったのだけど。それでも、全身全霊で恋をしている、その気持ちの強さ、自分の思考すらも制御できないほどの気持ちの強さを持っていることは、どこか羨ましくも思った。
  • 2026年5月2日
    本なら売るほど 3
    楽しみにしていた新刊、購入がすっかり遅くなってしまった……が、やっぱりすごくよかった〜〜!!! 英くんの話が特に好き。夜間飛行という香りはわからないけれど、ストーリーからもふわっといい香りが漂ってくるようだった。 それから、岡書房に通っていた学生さんのその後。ずっと心にしこりのようなものが残っていたので、個人的にすっきりしたというか、救われた気持ちになった。
  • 2026年4月28日
    18枚のポートレイト
    18枚のポートレイト
    『霧のむこうのふしぎな町』など、数多くの児童文学で知られる柏葉幸子さんの、短めの物語を集めた作品集。サクッと読めるのに、ひとつひとつ読みごたえがあって、それでいてとても深かった。 きつね、鬼、神様など、日常にちょっとした不思議が溶け込むファンタジーはわたしの好みどんぴしゃ。ハッとさせられたり、ちょっとぞくっとするようなお話が多かったように思う。 風待ち岬/鬼当番/ほこらの神様が特に好き。一瞬で見ていた景色が変わる、ハッとする感じが絶妙でたまらなかった。
  • 2026年4月23日
    てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石
    鎖国が続く江戸時代の長崎を舞台に、異国にあこがれる少女てまりがとある謎に迫る、青春ミステリ冒険譚。 児童文学とはいえ、ふだんほとんど時代小説を読まないからな〜……と内心思っていたのだけど、児童文学とか時代小説とか関係なくおもしろくて、気づけばスルスル読み進めていた。 ミステリはもちろん、淡い恋模様や友情、家族の絆を通じて「自分は何がやりたいか?」という自問も描かれていて、最後には主人公たちの成長も見ることができた。読みごたえのある一冊だった。
  • 2026年4月15日
    椿ノ恋文
    椿ノ恋文
    こちらも文庫化待ってた!買う!
  • 2026年4月15日
    水車小屋のネネ【毎日文庫】
    文庫化待ってた〜!買ったら再読しよう!
  • 2026年4月14日
    わたしの空と五・七・五 (文学の扉)
    成り行きで文芸部に入部することになった主人公が、俳句を通じて成長していく爽やかな物語。 さほど長くない話の中に俳句の基本がしっかり書かれていて、かつ、ハードルが低め、というか……うまく詠むよりも、自分の気持ちをストレートに乗せることに重きを置いているのがよかった。 中学生になった途端に変わる環境のギスギスした感じ、どうにもできなくて悩む感じも丁寧に描かれていて、今の季節感と気持ちがちょうどマッチした。 余談だけど、しーちゃんと同姓同名の後輩がいるので、(彼女は元気に過ごしているだろうか……)と思いを馳せるなどした。
  • 2026年4月12日
    本屋さんのある街で
    本屋さんのある街で
  • 2026年4月6日
    ろくぶんの、ナナ
    ろくぶんの、ナナ
    まず、「出る目によって人格が変わる」というサイコロの設定がユニーク。サイコロの「目」たちの人格(サイコロだからコロ格?笑)も、理屈っぽかったりやる気がなかったり無愛想だけど優しかったりなど、またまたユニークだった。 個性豊かなサイコロの「目」たちに励まされつつ、突然いなくなった親友を探しに行くナナの姿には思わず「がんばれ!」と応援してしまっていた。 同級生のみならずいろんな人が登場するのだけど、みんななんだかんだで優しいのもよかったなあ。
  • 2026年4月5日
    おさまる家 井田千秋 作品集
    過去の同人誌とその後の話、描き下ろしを収めた作品集。やわらかいタッチも細やかなイラストも穏やかな色彩も、眺めているだけでこころが満たされていく、そんな作品ばかりだった。 『家が好きな人』でも感じたけど、自分の好きなものたちに囲まれて暮らすことって、なんて幸せなんだろう。改めてそう実感。いつか自分だけの書斎を作るのが夢なのだけど、井田さんの作品に出てくるような書斎を作りたいなあ、なんて思ったりした。
  • 2026年4月2日
    スノードームの捨てかた
    6つの短編集。どれも淡々と進んでいく、抑揚のない(大どんでん返しがあるようなものに比べて、という意味で)展開だったけれど、するりと心に入っていく物語たちだった。 登場人物たちの、今後の人生において何か引っかかりをおぼえているのとか、過去に囚われすぎているのが妙にリアルに感じられたのは、彼等彼女等と同年代の自分も似たような思いや考えを抱いて生きているから、なのかもしれない。 それにしても、れいんさんのことばはエッセイでもフィクションでもするする入ってくる。ひらがなのやわらかい感じと、独特なオノマトペ(缶を開ける「ぷし」とか、トースターの「きん!」とか)が特にするする入ってくる。不思議。
  • 2026年3月30日
    5年2組ふしぎだね
    5年2組ふしぎだね
    短編小学校シリーズを続けて読了。今回は都会にある小学校の、5年2組の子たちが主人公。天才が登場したりタワマンに住んでたり、THE・都会って感じ(としか言えない田舎者……)。 日常の些細な謎からファンタジーな展開、うるっとくるような話もあって、短いのに読みごたえがあった。最後の話がいちばん好きだったなー。
  • 2026年3月28日
    5年1組ひみつだよ
    5年1組ひみつだよ
    ある学校の、あるクラスに通う子どもたちを主人公にした短編集。サクサク読めたし、前の話に登場したあの子が再登場したり、あとから読む話に(あっ、この子は!)と発見があったりするのが楽しい。 今回のテーマは「ひみつ」。心にしまっておきたいひみつ、くすぐったくなるような恋のひみつ、ちょっぴり苦笑してしまうようなひみつ……どれもかわいらしいお話だった。 『舌打ち』と『クワの血』が特に好みだったな〜(あとから気づいたけど、さりげなく主人公同士も繋がっていた!) 挿絵が佐藤真紀子さんなのも良い。『バッテリー』シリーズ久しぶりに読みたくなった。
  • 2026年3月18日
    花で読みとく「源氏物語」 ストーリーの鍵は、植物だった
    学生の頃、国語便覧に載っていた各段のあらすじを読み耽っていたので読んだ気になっていたのだけど、実際に『源氏物語』を読んだことはない。『本が読めない33歳が国語の教科書を読む』の中で『源氏物語』に触れているのを読んで、(読みたいな〜、でも長いし、読み切れるかわからんし〜)と思っていたところで偶然見つけたのがこの本。 登場人物ごとに花や植物とのかかわりを紹介していて、相関図を見ただけではよくわからない人間関係はもちろんのこと、登場人物たちのキャラクターもよく見えてくる、『源氏物語』初心者にぴったりの本だった。 (読んでみたいな〜)の気持ちが高まったのでいろいろ調べてみたら、いろいろな作家さんが現代語訳されているのね……!角田光代さんか、荻原規子さんの訳を読んでみたい。
  • 2026年3月15日
    本が読めない33歳が国語の教科書を読む
    今回は題材が「国語の教科書」ということで、個人的には懐かしい話ばかり(『やまなし』以外は授業で取り扱ったし、『やまなし』のストーリーも知っていた)。あい変わらず五感をフルに使いながら読むみくのしんさんといっしょに一喜一憂しつつ、かまどさんのナイスアシストに心の中で拍手喝采しながら楽しく読んだ。 個人的に考えさせられたのは、『枕草子』の「山ぎわ」と「山はし」の違いについて。かまどさんが言っていたように、みくのしんさんの解釈が合っているのか、もはやわからない。それでも、(ほとんど意味同じじゃん!何が違うの?)という表現を、自分なりに考えて噛み砕いて読んでいく。この過程って、国語の授業でやっても淡々としがちだし、趣味の読書では(まあいっか〜)と流しがち。だから余計にハッとさせられた。 じっくり考えて、噛み砕いて読む。読書をする中で意識したいところ。
  • 2026年3月12日
    生まれかわりのポオ
    好きな作家さん+好きなイラストレーターさん=好きでしかない!!と手にとった一冊。 生まれたときからずっと一緒だった飼い猫を喪い、悲しみにくれる少年に、「物語」は何ができるのか。 読みやすい文体と、かわいらしいイラストとは裏腹に、テーマは、もしかしたら一生の命題なのでは?と思うくらい重い。 物語は美しいけれど、現実はそうはうまくいかない。そうだよなあって思う。思うけれど、「だから物語があるんだ」とも思う。 もしかしたら、そうかもしれない。そう思うだけでも、大丈夫。そんなあたたかなメッセージが伝わる物語だった。
読み込み中...