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saki
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@53hon_to
音楽を好み文章を書くタイプのオタク📚🎧⛩️🐈
  • 2026年1月9日
    まぬけなこよみ
    まぬけなこよみ
    季節のことばから昔のことを懐かしんだり、その時期に対する思いを語ったりするお便りのようなエッセイ。『やりたいことは二度寝だけ』でもそうだったけれど、津村さんのことば選びのセンスがすばらしく、しょっちゅうツボに入って笑ってしまった。 あとがきで、「生活のことをエッセイにする、というのは、(中略)必然的にこれまで生きてきた記憶を総動員しなければならなかったということなのだろうと思う。」と書かれていたのと同じように、わたしも季節のことばから自分の記憶を芋づる式にするする思い返していた。季節と記憶は深く結びついている。 楽しくて一気に読んでしまったけれど、その季節ごとに読み返すのもまた楽しそう。二週目はそんな感じで読んでみようと思う。
  • 2026年1月9日
    みんなの「読める」をデザインしたい わたしは書体デザイナー
    以前、書体設計士さんのドキュメンタリー番組を観て(なんて緻密で繊細な仕事なんだ……!)と感動して以来、ひそかに憧れていた書体設計士/書体デザイナーさんの物語。 仕事内容だけでなく、そもそもどんな書体があるのか、ひとつの書体ができるまでの過程、「読みやすさ」とは何かなど、ふだん何気なく目に留めている書体というものがどれほど日常に溢れ、どれだけの情報を伝えているのかを再認識できた。同時にディスレクシアという障害についてもはじめて知り、自分にとってのあたりまえは他の誰かのあたりまえとは限らないのだよな、と改めて思った。 「やりたいことはとことんやる!」という性分だという高田さん。こういう熱い思いが、社会を変える一歩になるんだなぁ。すてきな物語だった。
  • 2026年1月1日
    こんにちは
    こんにちは
    2026年のスタートは今年も俊太郎さんの詩集。『春に』や『朝のリレー』など有名な詩も収録されているけれど、とくに心に響いたのはこのタイミングならではのこの一句。 年を越す猫も杓子もわたくしも
  • 2025年12月21日
    花屋さんが言うことには
    ブラック企業を辞めた主人公が、花屋の仕事や花を求める人との関わりを通じて新たな希望を見出していく物語。 花を求める人に寄り添う優しさが心地よくて、ほんの少しだけ描かれたファンタジー要素がちょうどよくて癒される一冊だった。 花言葉はもちろんのこと、古典の引用や歌(まさかこの本できのこ帝国に再会するとは!笑)からも、人はずっと、誰かを思うとき、日常を彩りたいときに花を求めるんだなあ、と再認識した。 しかし何とも絶妙なところで終わるなあ!とは思う。笑
  • 2025年12月13日
    ぼくの色、見つけた!
    ぼくの色、見つけた!
    色覚障害のある主人公・信太朗が、両親、担任の先生、クラスメイトたちとの関わりを通じ、自分の「世界の見えかた」と向き合う物語。 色覚障害が気になって読んだのだけど、自分のあたりまえは世界のあたりまえではない、そうわかっていたはずなのに、無意識下では混同していたかも、とハッとした。 信太朗だけでなく、過保護ぎみな母親にも見守る父親にも葛藤があって、クラスメイトにも悩みがあって、「自分ひとりだけが大変だ!」とならないのがよかった。きっと、「大人なら悩まない・悩んでもどうにかできる」みたいな認識も、子どもからしたら当たり前なんだろう。大人だって先生だって、誰だって悩みがないことなんてない。弱さを見せてもいい、と伝えられる平林先生みたいな大人になりたいな、と心から思う。
  • 2025年12月13日
    翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅
    『赤毛のアン』はあまりにも有名だけど、実はちゃんと読んだことないな……?と思い至り手に取った一冊。 萌音ちゃんの翻訳、それも十分すてきだったけれど、河野さんの手解きを受けてどんどん「物語」になっていくのが本当にすごかった。 言葉はひとつ、だけどそれをどう表現するか。翻訳の奥深さを実感した。
  • 2025年12月2日
    なぜ日本文学は英米で人気があるのか
  • 2025年11月30日
    ナモナキ生活はつづく
    基本的に家事がめんどうだという話をずっとしている、とご本人が仰っていたけれど、本当にその通りで何度も笑わせてもらった。イマジナリー家政婦さんと「めP」は今後使わせていただこうと思う。 個人的には、「子どもが嫌いだった」の最後の一文に感情がブワッとなった。わたしもどんどん書いて、どんどんどんどん、幸せになってやる。
  • 2025年11月28日
    チイの花たば
    こちらも花屋さんの物語が読みたくて借りた一冊。 花屋を営むおばあちゃんに憧れる主人公・チイが、夢のなかで出会うひと(動物)に花を選ぶ、というストーリー。『菜乃のポケット』はお仕事小説風だったけれど、こちらは完全にファンタジー。夢から覚める前の、花々の色が絵の具のように混ざりあう描写が、挿絵も相まって美しかった。 やさしさに包まれる読後感。児童書は心が洗われる……
  • 2025年11月28日
    おしごとのおはなし 花屋さん 菜乃のポケット
    花屋さんの物語が読みたくて借りてきた一冊。 目が覚めたら妖精が!というファンタジーに始まり、花屋の仕事を通じて新たな気づきを見つけ出す、というストーリー。 まわりくどさがなく、大人だからこそハッとする物語だった。「なくてもいいけど、あったほうがうれしい」のは花に限らないと思う。物語や本も、なくても支障はない。でも、得られる喜びや気づきは心を豊かにするし、絶対に無駄じゃない。
  • 2025年11月26日
  • 2025年11月23日
    常設展示室
    常設展示室
    キュレーターの経歴もあるためかアートの解像度が高く、かつマハさんのアートに対する深い愛情が伝わってくるような物語ばかりだった。そしてこれらの舞台が、企画展でなく「常設展」というのがまた良い。 失われるもの、失われたとしても変わらないもの。それらを繊細に描いていた「群青」が個人的に刺さった。
  • 2025年11月20日
    やりなおし世界文学
  • 2025年11月20日
    アパートたまゆら
    ザ・王道の恋愛小説で、あっというまに読了。 進みたいのに足踏みしてしまう初さを思い出してふふふってなったり、自分が思っている以上に世間って狭いんだよな……と改めて感じたり。 ふとした瞬間に現れる「たまゆら」の表現が美しかった。 当て馬的ポジションだとわかってはいたものの「久米〜〜〜😭」となったので、彼が幸せになるスピンオフが欲しい。
  • 2025年11月14日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    恥ずかしながら、海外文学の名著たるものをまっっったく読まずにここまで来てしまったので、翻訳家の方の解説、という点も完全初心者のわたしにはとっかかりやすかった。 タイトルだけで青春小説だと決めつけていた『ライ麦畑でつかまえて』がイメージと違っていたり、『嵐が丘』が悲恋だけの物語じゃなかったり、マイ・フェア・レディのおかげで唯一ちゃんと知っていたはずの『ピグマリオン』の結末がまったく真逆だったり。この一冊でいったいいくつ目からウロコが落ちた? なんとなくハードルが高いな〜と遠巻きにしていた海外文学が一気に身近なものに感じられるようになったし、物語の肝となる部分はしっかり伏せられていて、え〜もうそんなん気になってしかたがない読むしかないじゃん!とうきうきしてもいる。(完全に手のひらで転がされている……?笑)
  • 2025年11月11日
    文豪のことば探し辞典
  • 2025年11月9日
    11ミリのふたつ星〜視能訓練士 野宮恭一〜
    不器用な視能訓練士・野宮が、眼に関わる病気とそれを抱えた人々に真摯に向き合っていく物語。前作『7.5グラムの奇跡』を思い返しながら、ああ久しぶりだね!という感覚で読み進めた。 今作のキーパーソンである斜視の少女・灯の他にもロービジョンの少年やさまざまな眼の問題を抱えた人たちが登場し、当然のように「見える」ことがどれだけ尊いかを改めて思い知った。スマホ内斜視のように、まったく関係ないとは言い切れないな……という危機感に近い気持ちも抱いたり……。 現実的に考えたら、全部がこんなにうまくいくなんて出来すぎた話なんだろうけど、希望を持ち続けることが未来をつくっていくというのは本当であってほしいな、と感じた。
  • 2025年10月19日
    ドヴォルザークに染まるころ
    ものすごい書き出しで始まる短編集。 内心ではさまざまな思いが交錯しているのに表に(極力)出さないようにしている保護者たちのやりとりがリアルというか生々しいというか……「あー、田舎に限らないけど、狭い世界の中で生きるってこういう感じだよね」と妙に納得してしまった。 甘い駆け落ちや煌びやかな世界に憧れる気持ちもわかるけれど、置かれた場所で精いっぱい生きている皆さんもじゅうぶん立派ですよ……と一人ひとりに囁いてあげたくなった。 それにしても、ドヴォルザークの『家路』ってどうしてあんなにも懐かしく響くんだろう。初めて聴いたときからずっと懐かしい気がする。
  • 2025年10月14日
    やりたいことは二度寝だけ
    ドラクエやメモ紙について淡々と、しかしかなり熱く語っているのも楽しかったし、もしかしてネネ?と思わせるヨウム(を頭の中で飼う話)が出てきたりと、じわじわ笑えてくるようなエッセイ。 あとがきの、「自慢話も、ちょっといい話も、お説教も、他人の不幸も、全部疲れるけど、何かちょっとだけ読みたい、という時がある方に読んでいただきたい。」まさにこれ。この一文に尽きる。
  • 2025年10月12日
    天使は見えないから、描かない
    叔父と姪という血縁関係がある二人の恋愛が描かれた一冊。 誰にも理解してもらえない愛。わたしとしても、正直、想像すらできなかった。フィクションとはいえやっぱり受け入れられない、と思ってしまったのかもしれない。 最後の助けが女友達であるのはどこか救いのにも感じられた。 しかし、嫌悪感よりも描写の美しさに引き込まれるのは、島本さんの筆力ゆえ、なのでしょうね……。
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