

saki
@53hon_to
音楽を好み文章を書くタイプのオタク📚🎧⛩️🐈
- 2026年5月6日
白いしるし西加奈子読み終わった買った強烈な物語だった。 笑えなくなってしまうほど恋にのめり込む、という経験がないから、底のみえない恐怖に似た気持ちを抱きながら読んでいた。 登場人物全員が、なんというか狂っていて(当てはまる表現が思いつかない)、正直共感はできなかったのだけど。それでも、全身全霊で恋をしている、その気持ちの強さ、自分の思考すらも制御できないほどの気持ちの強さを持っていることは、どこか羨ましくも思った。 - 2026年5月2日
本なら売るほど 3児島青読み終わった買った楽しみにしていた新刊、購入がすっかり遅くなってしまった……が、やっぱりすごくよかった〜〜!!! 英くんの話が特に好き。夜間飛行という香りはわからないけれど、ストーリーからもふわっといい香りが漂ってくるようだった。 それから、岡書房に通っていた学生さんのその後。ずっと心にしこりのようなものが残っていたので、個人的にすっきりしたというか、救われた気持ちになった。 - 2026年4月28日
18枚のポートレイト柏葉幸子,植田たてり読み終わった図書館で借りた『霧のむこうのふしぎな町』など、数多くの児童文学で知られる柏葉幸子さんの、短めの物語を集めた作品集。サクッと読めるのに、ひとつひとつ読みごたえがあって、それでいてとても深かった。 きつね、鬼、神様など、日常にちょっとした不思議が溶け込むファンタジーはわたしの好みどんぴしゃ。ハッとさせられたり、ちょっとぞくっとするようなお話が多かったように思う。 風待ち岬/鬼当番/ほこらの神様が特に好き。一瞬で見ていた景色が変わる、ハッとする感じが絶妙でたまらなかった。 - 2026年4月23日
- 2026年4月15日
- 2026年4月15日
- 2026年4月14日
わたしの空と五・七・五 (文学の扉)山田和明,森埜こみち読み終わった図書館で借りた成り行きで文芸部に入部することになった主人公が、俳句を通じて成長していく爽やかな物語。 さほど長くない話の中に俳句の基本がしっかり書かれていて、かつ、ハードルが低め、というか……うまく詠むよりも、自分の気持ちをストレートに乗せることに重きを置いているのがよかった。 中学生になった途端に変わる環境のギスギスした感じ、どうにもできなくて悩む感じも丁寧に描かれていて、今の季節感と気持ちがちょうどマッチした。 余談だけど、しーちゃんと同姓同名の後輩がいるので、(彼女は元気に過ごしているだろうか……)と思いを馳せるなどした。 - 2026年4月12日
本屋さんのある街で一穂ミチ,三浦しをん,凪良ゆう,坂木司,瀬尾まいこ気になる読みたい - 2026年4月6日
ろくぶんの、ナナ林けんじろう,高橋由季読み終わった図書館で借りたまず、「出る目によって人格が変わる」というサイコロの設定がユニーク。サイコロの「目」たちの人格(サイコロだからコロ格?笑)も、理屈っぽかったりやる気がなかったり無愛想だけど優しかったりなど、またまたユニークだった。 個性豊かなサイコロの「目」たちに励まされつつ、突然いなくなった親友を探しに行くナナの姿には思わず「がんばれ!」と応援してしまっていた。 同級生のみならずいろんな人が登場するのだけど、みんななんだかんだで優しいのもよかったなあ。 - 2026年4月5日
おさまる家 井田千秋 作品集井田千秋読み終わった買った過去の同人誌とその後の話、描き下ろしを収めた作品集。やわらかいタッチも細やかなイラストも穏やかな色彩も、眺めているだけでこころが満たされていく、そんな作品ばかりだった。 『家が好きな人』でも感じたけど、自分の好きなものたちに囲まれて暮らすことって、なんて幸せなんだろう。改めてそう実感。いつか自分だけの書斎を作るのが夢なのだけど、井田さんの作品に出てくるような書斎を作りたいなあ、なんて思ったりした。 - 2026年4月2日
スノードームの捨てかたくどうれいん読み終わった図書館で借りた6つの短編集。どれも淡々と進んでいく、抑揚のない(大どんでん返しがあるようなものに比べて、という意味で)展開だったけれど、するりと心に入っていく物語たちだった。 登場人物たちの、今後の人生において何か引っかかりをおぼえているのとか、過去に囚われすぎているのが妙にリアルに感じられたのは、彼等彼女等と同年代の自分も似たような思いや考えを抱いて生きているから、なのかもしれない。 それにしても、れいんさんのことばはエッセイでもフィクションでもするする入ってくる。ひらがなのやわらかい感じと、独特なオノマトペ(缶を開ける「ぷし」とか、トースターの「きん!」とか)が特にするする入ってくる。不思議。 - 2026年3月30日
5年2組ふしぎだね佐藤真紀子,吉野万理子読み終わった図書館で借りた短編小学校シリーズを続けて読了。今回は都会にある小学校の、5年2組の子たちが主人公。天才が登場したりタワマンに住んでたり、THE・都会って感じ(としか言えない田舎者……)。 日常の些細な謎からファンタジーな展開、うるっとくるような話もあって、短いのに読みごたえがあった。最後の話がいちばん好きだったなー。 - 2026年3月28日
5年1組ひみつだよ佐藤真紀子,吉野万理子読み終わった図書館で借りたある学校の、あるクラスに通う子どもたちを主人公にした短編集。サクサク読めたし、前の話に登場したあの子が再登場したり、あとから読む話に(あっ、この子は!)と発見があったりするのが楽しい。 今回のテーマは「ひみつ」。心にしまっておきたいひみつ、くすぐったくなるような恋のひみつ、ちょっぴり苦笑してしまうようなひみつ……どれもかわいらしいお話だった。 『舌打ち』と『クワの血』が特に好みだったな〜(あとから気づいたけど、さりげなく主人公同士も繋がっていた!) 挿絵が佐藤真紀子さんなのも良い。『バッテリー』シリーズ久しぶりに読みたくなった。 - 2026年3月18日
読み終わった図書館で借りた学生の頃、国語便覧に載っていた各段のあらすじを読み耽っていたので読んだ気になっていたのだけど、実際に『源氏物語』を読んだことはない。『本が読めない33歳が国語の教科書を読む』の中で『源氏物語』に触れているのを読んで、(読みたいな〜、でも長いし、読み切れるかわからんし〜)と思っていたところで偶然見つけたのがこの本。 登場人物ごとに花や植物とのかかわりを紹介していて、相関図を見ただけではよくわからない人間関係はもちろんのこと、登場人物たちのキャラクターもよく見えてくる、『源氏物語』初心者にぴったりの本だった。 (読んでみたいな〜)の気持ちが高まったのでいろいろ調べてみたら、いろいろな作家さんが現代語訳されているのね……!角田光代さんか、荻原規子さんの訳を読んでみたい。 - 2026年3月15日
本が読めない33歳が国語の教科書を読むかまど,みくのしん読み終わった図書館で借りた今回は題材が「国語の教科書」ということで、個人的には懐かしい話ばかり(『やまなし』以外は授業で取り扱ったし、『やまなし』のストーリーも知っていた)。あい変わらず五感をフルに使いながら読むみくのしんさんといっしょに一喜一憂しつつ、かまどさんのナイスアシストに心の中で拍手喝采しながら楽しく読んだ。 個人的に考えさせられたのは、『枕草子』の「山ぎわ」と「山はし」の違いについて。かまどさんが言っていたように、みくのしんさんの解釈が合っているのか、もはやわからない。それでも、(ほとんど意味同じじゃん!何が違うの?)という表現を、自分なりに考えて噛み砕いて読んでいく。この過程って、国語の授業でやっても淡々としがちだし、趣味の読書では(まあいっか〜)と流しがち。だから余計にハッとさせられた。 じっくり考えて、噛み砕いて読む。読書をする中で意識したいところ。 - 2026年3月12日
生まれかわりのポオ森絵都読み終わった図書館で借りた好きな作家さん+好きなイラストレーターさん=好きでしかない!!と手にとった一冊。 生まれたときからずっと一緒だった飼い猫を喪い、悲しみにくれる少年に、「物語」は何ができるのか。 読みやすい文体と、かわいらしいイラストとは裏腹に、テーマは、もしかしたら一生の命題なのでは?と思うくらい重い。 物語は美しいけれど、現実はそうはうまくいかない。そうだよなあって思う。思うけれど、「だから物語があるんだ」とも思う。 もしかしたら、そうかもしれない。そう思うだけでも、大丈夫。そんなあたたかなメッセージが伝わる物語だった。 - 2026年3月10日
マナーはいらない 小説の書きかた講座三宅瑠人,三浦しをん読み終わった買った単行本を持っているのに、文庫版の装幀がかわいくてつい買ってしまった……でも、加筆も文庫版あとがきもあるから結果オーライ! 前に読んだときは公募とか特に意識してなかったから、今は気持ちがまた感じかたが違うだろうな〜と思いながら読み進めるうちに……頭を抱えた。やってしまいがちなアレコレを自分も思いっきりやってしまっていたー!穴があったら入りたいですね、ええ…… しかしこのタイミングで再読できたのはよかった。しをん先生のアドバイスを参考に、またがんばって書こう!と決意を新たにした。 それにしても、しをん先生のEXILE愛の強さはいつ読んでも笑ってしまうなあ😂 - 2026年3月6日
雨の日が好きな人佐藤まどか,嶽まいこ読み終わった図書館で借りた母の再婚により、新しい家族ができた主人公。しかし父になった人には馴染めず、病気の姉には会うことすらかなわなくて……というストーリー。 か、家庭環境が複雑すぎる!というのが正直な感想。姉の心身の容態が不安定で、という理由はわかるにしても、小学生なんだからこんなにも放っておかれたらグレたくなるって……と、親たちに言いたくなってしまった。そしてなおのこと、やってはいけないことを諭す厳しさ、けれどちゃんと内面を見つめる優しさが垣間見える、雑貨屋の店長さんの対応が心に沁みた。 - 2026年2月24日
スケッチブックちばるりこ,シライシユウコ読み終わった図書館で借りたある出来事がきっかけで大好きな絵を描くことをやめてしまった少女が、夏休みに亡き母の故郷・遠野で「供養絵」に出会う物語。 登場人物やエピソードに関する情報が多く感じられ、物語に入り込みづらかった。 でも、些細なきっかけが子どもにとっては大きな悩みにつながる点や、友達の真意がわからず裏切られた気持ちになる点はものすごく共感できたし、そこから「供養絵」に出会い、母のことを知っていくことで自分と向き合う展開なのは希望が感じられた。 亡くなった方を描き供養する「供養絵」という風習は実際にあるとのこと。てっきり物語のなかだけだと思っていたので驚きだった。 - 2026年2月23日
春の雨にぬれて、獅子はおどるいとうあつき,岳明秀読み終わった図書館で借りた引越し先の人間関係や環境の違いに戸惑うなか、伝統である春祭りの獅子舞に心惹かれた少女の物語。 ナオコの心理描写がとてもすてきだった。獅子の動き(それもただの練習)を見た瞬間に心が揺さぶられるところ、どんな獅子を舞いたいか考えるところ、悔しさ、ようやく舞うことができたときの楽しさ、希望。どれもまっすぐ伝わってきて、読みながら一緒に一喜一憂していた。 「女の子が笛、男の子が獅子」という決まりを変えたことで冷ややかな反応をされたりもしたのだけど、ナオコが強く素直な心を持っていたことだけでなく、ショータやヨモギが支えになってくれたからこそやり遂げることができたのだと思う。いい仲間だな〜としみじみ。 同級生の変化や大人の事情がサラッとしていたので(現実そんなうまくいくかな……)と思ってしまったりもしたけど、それはわたしが結構な大人だから感じるだけ、だろうだね……。
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