あざらしシンイチ "女ことばってなんなのかしら?" 2026年4月3日

女ことばってなんなのかしら?
Audibleで聴いた。女ことばから始めて日本と西欧の文化や言語、ジェンダー観についてさまざまに論じる。途中で紹介されていた松村栄子『僕はかぐや姫』が面白そうで買ってしまった。 最終的に日本の女ことば的語彙や表現よりも、西欧社会にも存在する女性的な言い回しこそがジェンダー格差を維持し続けている言語的原因だとしている。すなわち(一人称に関する男女間での語彙の数の差など、歴史的負の遺産はあれど)明治時代に生み出された女ことばそれ自体はもはや若年層の間で使われているようなものではなく、仮に使われていたとしても発言の意図を伝えることを妨げるものではないのに対し、"女性的な"婉曲表現こそが女性の意見を通すことの実質的な妨げになるということだ。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved